あるAnonymous Coward 曰く、

米国のCDC（米国疾病管理予防センター）は、新型コロナウイルスの感染者のうち、症状がない人は35％にのぼるという推計を発表した。また、症状がある患者が死亡する確率は、すべての年齢の平均で0.4％と推計され、65歳以上では1.3％と年齢が上がるにつれ高い割合となっている。49歳以下の人の場合、症候性者の0.05%が死亡すると推定した。

この推計値はCDCが想定している五つのシナリオのうちの一つ。シナリオは、疾患の重症度とウイルス感染率の下限と上限によって分類されている。先に発表された5番目のシナリオは、その中でも最良の推定値から来ているとされる。

CDCによれば、これらの数値は、4月29日より前に政府機関が収集した実際のデータから推定されているという。それでも平均0.4％という「現在の最良の推定数」は、世界保健機関が3月上旬に警告した3.4％の死亡率よりも大幅に低い。

ワシントン大学の生物学者Carl Bergstrom氏はCNNの取材に対し、「これらの数値のほとんどは妥当性があるが、死亡率はあまりにも低く見積もりすぎだ」と語った。モデリングとコンピューターシミュレーションの専門家であるBergstrom氏は、この数値は実際の調査結果と一致していないように見えるとしている（CNN、FNN、Slashdot）。

あるAnonymous Coward 曰く、

政府は新型コロナウイルスの影響で、収入が減少した個人事業主らについて「持続化給付金」の給付制度を設けたが、これを申請したかんぽ生命保険の営業スタッフが複数確認されているそうだ（読売）。

その理由は、同社の保険営業社員らは給与所得（サラリー）が支給されることに加えて、保険を売って得る営業手当（インセンティブ）については事業所得になるのだという。そのような抜け道があるのであれば、ほかの業種でも大々的に導入してほしいと思うのだが。。

headless 曰く、

3月に再建型破産を申し立てたOneWebが27日、同社の衛星コンステレーションを最大48,000基まで拡大できるよう米連邦通信委員会(FCC)に申請したことを明らかにした(プレスリリース、 GeekWireの記事、 Ars Technicaの記事)。

OneWebは衛星コンステレーションによるブロードバンドサービス提供を目指す企業の一つ。2017年にはFCCの認可を受けており、地球低軌道(LEO)から648基の衛星で全世界をカバーする計画だった。しかし、現在までに打ち上げた衛星の数は74基に過ぎず、既に400基以上を打ち上げたStarlinkに大きな後れを取っている。

48,000基はStarlinkが計画する12,000基の4倍であり、Starlinkが追加打ち上げを計画する30,000基と合わせてもOneWebが上回ることになる。OneWebでは大幅な衛星コンステレーション拡大を計画する理由として、COVID-19パンデミックでブロードバンドサービスの重要性が浮き彫りになっており、急増する需要に柔軟に対応できるようにするためだと説明している。今回の変更はKu/Kaバンド使用に関するFCCの申請受付第2ラウンド締め切り(PDF)に合わせたもので、最新のシステム要件に合わせるための変更に加えて衛星コンステレーション拡大を申請したとのこと。

OneWebはCOVID-19の影響で計画していた資金調達ができなくなり、3月27日に米連邦破産法11条に基づく再建型破産の申立を行った。そのため、今回の変更申請と並行してリストラと事業売却先の選定を引き続き進めているとのことだ。

headless 曰く、

ボーイングは27日、米ワシントン州レントンの工場で737 MAXの生産を再開したことを明らかにした(ニュースリリース、 GeekWireの記事、 The Vergeの記事、 The Registerの記事)。

737 MAXは2度の墜落事故が発生して各国で運航停止となり、その後もさまざまな問題が判明して1月には生産を一時中止していた。ボーイングではこのたび、生産現場の安全性と製品の品質を向上させるためのさまざまな取り組みを適用して生産を再開し、徐々に生産量を増加していくとのこと。

ボーイングではCOVID-19パンデミックによる市場縮小に合わせた人員削減のため、4月から自主退職(VLO)プログラムを実施していた。しかしVLOだけでは十分な人員削減ができずの強制解雇(ILO)が必要となり、第1弾として27日にはILOの対象となることを米国の従業員6,770人に伝えたそうだ。米国のILO対象者には退職金の支払いや1985年予算調整法(COBRA)による失業期間中の医療保険保障の提供などを行い、米国外の拠点についても現地法に従った人員削減や保障を行うとのことだ。

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あるAnonymous Coward 曰く、

https://assets.documentcloud.org/documents/6931604/EO-Preventing-Online-Censorship.pdf
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2005/29/news062.html
https://www.afpbb.com/articles/-/3285477
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-28/QB25M4T0G1L301
https://tech.slashdot.org/story/20/05/28/215212

現在ソーシャルメディア各社は、中立的なプラットフォームとして発言の場を提供しているだけなので発言の内容に責任を負わない、という形で米国法の保護を受けている。しかし今回の大統領令では、ソーシャルメディア各社が発言をラベル付けしたり削除したりといった編集行為を行うなら、場を提供しているだけではないので保護の対象外となることが明言された。

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vxtuberkarin 曰く、

■　概要

　AbemaTVの⼈気番組「給与明細」(2020年5⽉17⽇放送分)で特集され話題になった世界初のVR⾵俗「X-Oasis」(クロスオアシス)の設⽴・運営資⾦の調達のため、このたびVTuber「バーチャルAV⼥優Karin」を代表とするX-Oasis設⽴委員会がクラウドファンディングを開始しました。

■　バーチャル⾵俗「X-Oasis」(クロスオアシス)の理念

　３⼤欲求のひとつに数えられながらも、⽬を背けられがちだった「性」という誰もが持つ欲望。 「X-Oasis」(クロスオアシス)の理念は「バーチャルとアダルトを組み合わせることにより、プライバシーや安全を守ったままなりたい⾃分になり、『性』をよりオープンで⾃由なコミュニケーションへと再定義すること」です。⾒た⽬・性別・年齢全てがクロス（交錯）する、性のオアシス（桃源郷）の実現です。

　また、新型コロナの拡⼤で⼈の外出が制限されるなか、在宅で「バーチャル⾵俗嬢」として勤務するという、これまでにない新たな経済への参加⽅法を提案し、停滞する経済を元気にする突破⼝を切り開きたいと考えます。

■　「X-Oasis」(クロスオアシス)のバーチャル⾵俗店プラットフォーム戦略

　世界に先駆けバーチャル世界でアダルト活動を⾏ってきたバーチャルAV⼥優「Karin」の知⾒を活かし、バーチャルキャラクターに変⾝してアダルト⾏為が可能な独⾃のVRシステムを開発。世界に先駆けたテストヘッドとして実際にバーチャル⾵俗店の設⽴・運営を⾏います。既にαテストは終了し、需要の確認・サービス開始の⽬処はたっており、２０２０年６⽉以降に各種サービスを順次⼀般公開すべく開発を進めています。

　⼈気VTuberを含むオープニングキャストも公式サイトで遂に公開し、サービスのマニュアル化や技術指導を進めてます。VTuberとアダルト体験ができる世界が⽬前です。

　⻑期的には、バーチャル⾵俗店をプラットフォーム化し世界展開を⽬指します。バーチャルを通して関わる「新たな性の在り⽅」が当たり前となる新世界を創造します。

※X-Oasis 公式サイト : http://x-oasis.com/ja

※AbemaTVの⼈気番組「給与明細」で特集されました『#96：顔バレ０％！⼥⼦⼤⽣が起業VR⾵俗VS現役アイドル』: https://abema.tv/video/episode/90-978_s1_p96

■　クラウドファンディングを開始（2020年5⽉29⽇公開）

　アダルト分野は⼀般のベンチャーキャピタルなどはコンプライアンス上出資が難しい分野であり、資⾦調達の課題があります。そこで、その設⽴・開発・運営のための資⾦を理念に共鳴した⼀般から広く集めることを⽬指し、クラウドファンディングを実施することにしました。

※クラウドファンディングサイト:

お家で⾵俗！！スマホ対応のVR⾵俗X-Oasis爆誕！！

https://fantia.jp/posts/365997

■　実際のX-OasisのVR空間から会⾒⽣中継を実施（2020年5⽉29⽇22:00開始予定）

　クラウドファンディング開始を記念して、開発中のバーチャル⾵俗「X-Oasis」の実際のバーチャル店舗内から⽣中継でその様⼦をお届けします。YouTubeチャンネルにてプロジェクトと資⾦調達に関して会⾒を⾏う予定です。

※【LIVE】VR⾵俗X-Oasisから⽣中継！ クラファン開始会⾒ @ねむちゃんねる :

https://youtu.be/UkvjUFnrIZM

■アダルトVR市況

　現在世界的にVRの普及が加速度的に進⾏しており、スマートフォンで使える格安なVRゴーグルも普及。2022年には国内で1000万台を超えるVR市場が⾒込まれています。

　アダルトVR動画の売上が1900万本を突破するなど、「VR + アダルト」は今後⼤きな成⻑が⾒込まれる市場ですが、特に注⽬されるバーチャルキャラクターを活⽤したコミュニケーションにおいては、現状アダルト⽬的の利⽤が可能なツールがないことが⼤きな課題となっています。

■X-Oasis設⽴委員会代表：バーチャルAV⼥優Karin

　世界初の「バーチャルAV⼥優」 VTuber・起業家としても活躍。VRブームのさなか、バーチャルとアダルトの可能性にいち早く着⽬し、世界に先駆けてバーチャルキャラクターとしてアダルト配信を⾏い、国内最⼤の視聴者数と配信回数を誇る。

　バーチャル⾵俗店「X-Oasis」では設⽴に向けた準備をすすめる傍ら、これまでの経験を活かし、⾃らキャスト代表を務めることを決意する。

　著作に「僕がバーチャルAV⼥優になった理由」がある。

■X-Oasis設⽴委員会リードエンジニア：Dary

　Web/ネットワークからVRゲーム開発までこなす凄腕バーチャルエンジニア。英語・中国語を使いこなすトリリンガルで、国際的な開発プロジェクトの経験も多数。バーチャルAV ⼥優 KarinとVR の可能性と理念について意気投合。バーチャル⾵俗店「X-Oasis」では、⼈⽣を賭けてフルタイムのリードエンジニアとして参画する。

■プロモーションアドバイザー：バーチャル美少⼥ねむ

　NHKの「バ美⾁」特集に出演して話題になった、⾃称・世界最古の個⼈系VTuber。個⼈がバーチャルキャラクターとして経済に参画する「経済コスプレ」の概念を世界でいち早く提唱。

　VTuberエヴァンジェリスト、バーチャル経済評論家、ブロガー、SF⼩説家、歌⼿、など幅広く活躍。政治家や研究者など著名⼈との共演経験多数で、定評のあるプロモーション能⼒を活かしてプロモーションアドバイザー・コピーライターを務める。

　著作に⼩説「仮想美少⼥シンギュラリティ」がある。

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あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事によると、東北大学は、学内の全ての手続きで押印を廃止し、完全にオンラインする事を決めたそうだ。

約1600人の事務系職員全員が既にテレワーク可能となっており、電子決済システムを導入し、今年末までに業務全体をオンライン化する事で、100以上の業務で押印不要となり、年間約8万時間の作業時間削減するようだ。学生からの手続きや相談もオンライン化するらしい。

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あるAnonymous Coward 曰く、

インド北部で気温が50度に達し、首都ニューデリーでは5月の気温としては過去18年間で最高を記録したそうだ。インド気象局によると、26日に北西部ラジャスタン州チュルで気温50度と観測史上最高を記録し、パンジャブ州、ハリヤナ州、ウッタルプラデシュ州の一部でも40度台を記録した。この暑さは北部であと数日は続くとされている。

新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組むインドにとって新たな問題となっている。Yahoo!ニュースによると、インドでは新型コロナウイルスに伴うロックダウンで、工場の操業停止や車の使用が減り、空気がきれいになった。ところが、大気汚染物質の減少により、太陽光が散乱されにくくなり、地表にさらに多くの太陽光が降り注ぎ暑さが増す可能性があるという。

英レディング大学のローラ・ウイルコックス教授によれば、気汚染物質が急激に減少した場合、一年で最も暑い日の気温が、2050年までに最大4℃上昇して、気候変動を加速させる可能性があるとしている（AFP、Yahoo!ニュース）。

あるAnonymous Coward 曰く、

条例もコロナには勝てなかったか・・・

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あるAnonymous Coward 曰く、

https://www.afpbb.com/articles/-/3285406
https://travel.mdpr.jp/travel/detail/2080341

東日本・西日本遊園地協会ならびに賛同企業は22日に連名で、「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」と題したテーマパークにおける感染症予防対策のガイドラインを公表した…のだが、その内容が遊園地の存在意義を否定するようなものだったため、話題となっているようだ。

ガイドラインの原文はこれと思われるが、3密の回避や消毒の徹底などの一般的な内容の他、

「ジェットコースターなどの乗り物では大声で叫ばないよう呼びかけ」
「お化け屋敷のお化けなどは来場者と適切な距離を保つ」
「ヒーローショー等では、来場者が声援や大声を出さないよう場を抑える」

などと取れる、遊園地のアトラクションを全否定するような内容が並んでいる。緊急事態宣言の解除で営業を再開する施設も多いと思うが、この対策でよいのかタレこみ子は気になってしょうがない。

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tamaco 曰く、

経産省発の npm モジュール！住所や電話番号の正規化、ジオコーディングなどができる IMI コンポーネントツールを試した！ぶっちゃけ当初はあまり期待していなかったのですが（笑）、試してみたらすばらしかったので紹介します。 コードのクオリティは高いなと思いました。 mocha を使ったテストも書かれていて、内部的には CI をやっているのかもしれませんね。 なんにしろ経産省からこういうものがリリースされる時代が来るとはすばらしいですね。正直言ってこういうことは日本では10年以上無いだろうなーと思っていました。 今回の記事では、住所変換コンポーネントを試しただけですが、後日他のコンポーネントも試してみたいと思います！

https://info.gbiz.go.jp/tools/imi_tools/

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あるAnonymous Coward 曰く、

「次亜塩素酸水」現時点では有効性は確認されず NITEが公表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200529/k10012450841000.html

次亜塩素酸水の販売実績、空間噴霧について（ファクトシート）
https://www.nite.go.jp/data/000109500.pdf

新型コロナウイルスに有効な界面活性剤を公表します（第2弾）～物品への消毒方法の選択肢がさらに広がります～
https://www.nite.go.jp/information/osirase20200529.html

次亜塩素酸水を噴霧することの除菌効果や人体への影響はまだ未検証、一方で導入事例も増える
https://science.srad.jp/story/20/05/27/1729229/

あるAnonymous Coward 曰く、

Twitterが26日、トランプ大統領のツイートに事実確認を促すラベルを付与した。これに怒ったトランプ陣営がTwitterの従業員を名指しで批判するなど騒動が大きくなっている。この「事実確認ラベル」について、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOがTwitterに対して批判をした。曰くソーシャルメディアプラットフォームは政治家の投稿をファクトチェックするべきではないとして「FacebookはTwitterとは異なるポリシーを持っており、一般の企業が真実の裁定者になるべきではないと考えている」と発言、プラットフォームがユーザーの言論を管理するべきではないという立場を示した（Engadget、CNBC、CNET、Slashdot）。

対して、Twitterのジャック・ドーシーCEOは「今回のアクションは私たちを真実の裁定者にするものではありません。私たちは、選挙に関する情報の矛盾をなくし、正しい情報を示すことで、人々が自分で判断できるようになることが目的です」と反論した。また対トランプの姿勢も強行化している。米Twitterは5月29日（現地時間）、ドナルド・トランプ米大統領のツイートを初めて非表示にした。削除されたわけではなく、「表示」をクリック（タップ）すると表示される。

非表示になったツイートは、ミネソタ州ミネアポリスで発生した白人警官に殺された黒人男性についての抗議デモが暴動化した件についてのもの。これにより、Twitterとトランプ大統領の対立がさらに激化する可能性がある（ITmedia）。

あるAnonymous Coward 曰く、

米国勢調査局の調査によると、コロナウイルス・パンデミックにより、アメリカ人の間で不安とうつ病が増加しているという。国勢調査局が5月に実施した世帯調査の結果をもとに、うつ病や不安障害に苦しむアメリカ人の割合を算出。その結果、アメリカ人100人のうち、うつ病の症状がある人は4人、不安神経症の症状がある人が10人、両方の症状がある人は20人であることが明らかになりました。つまり、いずれかの精神疾患を患っている人は100人中34人と約3分の1にのぼる。

気分の落ち込みや絶望感を覚えた日数についての調査で、「ほとんど毎日」「数日間」「半日以上」と答えた人の割合は、2013年と2014年に行われた同様の調査の2倍にも及んだという。うつ病と不安障害の両方の症状がある人の割合を州ごとに表した以下の図を見ると、アメリカ北西部の州は比較的割合が低い一方で、南東部の州は割合が高い。特にアメリカ南部のミシシッピ州は、半数近くの人がうつ病と不安障害に苦しんでいるとされている（AXIOS、GIGAZINE、Slashdot）。