電子政府関連システム調達における安値落札の問題点
タレコミ by k3c
k3c 曰く、
経済産業省のプレスリリースによると、官公庁や地方自治体の情報システム受注において、極端な安値で落札する業者が増えている。システム関連の受注は一度とってしまえばメンテナンスなど次年度以降の受注もなし崩し的に確保できるため、とにかく安値で落札し、次年度以降の継続受注で元を取るという作戦らしい。お役所も見るに見かねて落札方式の変更やJV方式の導入、中小企業の入札参加資格制度の見直しなど進めていくらしい。詳しくはこちら(PDF)を参照のこと。
要するに、現行の方式では技術点を価格で割り算して落札業者を決めており、とにかく安ければほぼ間違いなく落札できるようだ。今後は加算方式による評価やライフサイクルを見越したトータルコストで落札価格を決めるなどの解決案が挙げられている。
そんなこんなで、将来的には資金力に乏しい中小企業やベンチャーなどが落札しやすくなり、市場は公正になるかもしれませんが…果たしてそれはいいことなのでしょうか?電子政府のシステムの一部を作った業者がその後倒産とかしたら、後を引き継ぐ企業は、モノがシステムだけに大変なことになりそうな気がしますが…まぁ大企業が落札してもパーツごとに中小企業へ再委託されたら、結局同じことか…。