米国家運輸安全委員会、レーダー非搭載になった北米向けTesla Model 3/Yを安全性技術非搭載扱いにする
米国家運輸安全委員会(NHTSA)が4月27日以降製造の北米向けTesla Model 3/Model Yについて、安全性技術のチェックマークをすべて外している(Reutersの記事、 The Next Webの記事、 例: 2021 Tesla Later Release Model 3 4 DR AWD / Model Y 5-Seat SUV AWD)。
NHTSAが評価する安全性技術は、先行車に追突する可能性の警告、車線逸脱の警告、緊急ブレーキ、ブレーキの踏み込みが弱い場合に自動で補助するダイナミックブレーキの4つ。Teslaは5月納車分からModel 3/Yにレーダー搭載をやめ、AutopilotやFull-Self Driving、その他一部の安全機能をカメラの映像とニューラルネットワークの処理によるTesla Visionへ全面移行すると発表している。そのため、NHTSAでは新しいシステムをテストしていないことからチェックマークを外したとのこと。この変更は各モデルの安全性評価には影響なく、4月27日より前の製造分(例: 2021 Tesla Early Release Model 3 4 DR AWD / Model Y 5-Seat SUV AWD)と同じ評価になっている。