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ロボット

今度は都市部 ~ 第3回 Darpa Grand Challenge 開催決定

タレコミ by 306m5
306m5 曰く、

過去2回(過去の記事:第1回告知第1回開催 第2回開催)にわたって行われた、無人自律走行車両によるレースDARPA Grand Challenge の第3回の開催が告知された。プレスリリース(注:PDFファイル)によれば、これまでの2回が砂漠の様々な地形(舗装道路、砂地、水溜り、GPSの電波の届かないトンネル、山岳路等)を、人の直接・遠隔の助けを用いずに走破する時間を競う競技であったのに対し、今回は人工的につくられた(mock up)都市部において 60マイルの距離を6時間以内に走破することを条件としている。他の交通がある状況で交通法規を遵守することが求められ、競技車車両は、合流、ロータリー、交差点等を安全に通行しなければならない。 賞金は今回は3位までに与えられ、1位から順に200万ドル、50万ドル、25万ドルとなっている。より多くのチームの参加を促すため、今回から参加には2つの方法が用意されている。1つは DARPA が公募する100万ドルまでの研究プロジェクトに応募する方法であり、採択されれば DARPA とライセンス契約を結ぶ。もう1つは、昨年までと同様にスポンサー獲得や自己資金よる参加である。今回はまた、準決勝および決勝に残った時点でそれぞれ5万ドルおよび10万ドルの賞金が用意されている。

タレコミ者が昨年観戦した競技会場では、会場アナウンスが次々と出発するロボットカーを形容して「イラクの砂漠をこのロボットたちが物資輸送しているところを想像してください」と言っていたのが印象的であったが、タレコミ者の知り合いの関係者によれば、今回も輸送作戦を目的としているものの、戦闘行為により転用しやすい技術となるだろう、とのことである。一方で民生利用に高い価値と可能性を見出しているチームも多いようで、今回の参加にも意欲的なようである。

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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