レビュー「光学技術に革命を起こすスーパーレンズ」
タレコミ by prankster
prankster 曰く、
日経サイエンス2006年10月号掲載の記事「光学技術に革命を起こすスーパーレンズ」より。
2000年にカリフォルニア大学グループがマイクロ波に対して負の屈折率を示すメタマテリアルを開発した。これが何の役に立つかと言うと、回折限界を超える「スーパーレンズ」が作成可能ということだ。
その後2004年にトロント大学のグループが無線周波数帯域で回折限界よりも小さな分解能を出せることを実証し、2005年にはニュージーランドのカンタベリー大学とカリフォルニア大学のグループが波長365nm(定義にもよるがぎりぎり可視光に入ると言える)の光を用い、波長よりも狭い幅の開口部から発せられた光で像を得ることに成功した。適当な材料物質と微細構造の組み合わせを作成できれば可視光領域でもスーパーレンズが得られるという可能性を示したものだ。
スーパーレンズを使えば回折限界を超える解像度を得られるということは、たとえば半導体製造技術のさらなる微細化などが行えるということだ。また、原理である負屈折に基づく新デバイスも考えられる。
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