住基ネット訴訟で高裁判断が分かれる。違憲判決に従うとサーバーがダウンする?
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
全国各地で争われている住基ネット訴訟が高裁判決の出る段階に入った。11月30日の朝日新聞の記事によると、大阪府内5市の住民16人が各市を相手取って起こしていた裁判では、大阪高裁が一審判決を覆し、憲法13条に違反すると判断。3市の住民の住民票コード削除するよう命じたという。これに対し箕面市が上告しない方針を示し判決が確定する見通し(12月7日の朝日新聞の記事)だという。これについて、12月9日の読売新聞の記事は、原告の1人の情報を削除するためにはシステム改修が必要となって1500~3000万円の費用がかかると伝えている。同様に12月9日の共同通信配信の記事は、原告を除いたデータを交信すると「国から不正アクセスとみなされ、市のサーバーがダウンする可能性がある」という、システムを改修せざるを得ない理由を伝えている。
一方、石川県の住民28人が県とLASDECを相手取って起こしていた裁判では1審の金沢地裁で出ていたが、12月11日の読売新聞の記事によると名古屋高裁が「原告のプライバシー権を侵害する危険性はない」としてこれを棄却し、原告敗訴となったそうだ。原告は上告する方針だという。