実環境において安全を定量的に保証する量子暗号鍵配布システムが開発
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
科学技術振興機構(JST)とNECが、光通信ネットワーク環境で稼動する 量子暗号生成システムを開発したと ITProに掲載されている。 いまいち分からなかったので、 NECのプレスリリースを辿ると、 不確定性原理と複製不可能原理に基づいて説明される量子暗号の安全性は、 計算機資源に制約がないことや単一光子を発生する光源であることなどの 条件を仮定しており、実際にはこのような理想的条件が揃うことはない。 だが、今回このような条件が整わない場合でも、盗聴者に漏洩する 情報量を推定できる理論を構築し、安全性を保証する誤り訂正と 秘密増幅を行うソフトウェアを作成したとのこと。さらに、 秘密増幅に必要なパラメータを伝送データから自動的に抽出する方法を開発し、 これらの技術を用いて光ファイバー20km伝送後に盗聴者が得られる情報量が 1ビットあたり128分の1以下と、事実上盗聴が不可能であることが 保証された最終鍵の生成に成功しましたとのことだ。 プレスリリースを何度読んでも、理解が難しい...。