欧州製GNSS"ガリレオ"迷走中
タレコミ by KAMEDA,Tsukasa
KAMEDA,Tsukasa 曰く、
記事を発見したのはTechnobahnですが、そこの元ネタのFinancial timesの記事より、欧州製GNSS"Galileo"が暗礁に乗り上げてる模様。
Galileoは無料で無保証のOpen Serviceと有料で利用に制限があるもののサービスが保証されるClosed Serviceに分かれますが、どうやら商用サービスの採算について疑問が呈されてるようです。
理由として、中国が独自の測位システムの構築に乗り出してること、またすでにGPSがあるのに、わざわざ有料の商用サービスに需要があるのか、ということを“Why sell Pepsi-cola when you can get Coca-Cola free?”と表現しています。
なおわが国では、2005年の自民党マニフェストで、"国家基盤としての衛星測位の確立と骨格的空間情報の整備"が約束されてます。が、わが国独自の「GPSの補完に使える」とされていた準天頂衛星システムは見事にぽしゃってるのでどうなるか個人的に動向を興味深く観察中です。
この準天頂衛星システム、3機でワンセットのはずなのに、「どう好意的に解釈しても通信や放送用途では採算あわないから民間は手を引いたけど何が何でもとりあえず1機は打ち上げる」とされてるあたりは、ドラゴンフライで「首が切り落とされたのに走り回る鶏のよう」と評されていたロシアの宇宙開発をどことなく彷彿とさせます……レベルで言えば、足元にも及んでないですが。