宙に浮かぶ、熱き氷星
タレコミ by 黒十字軍
黒十字軍 曰く、
本家記事「 Strange Alien World Made of "Hot Ice"」より。2004年に発見された距離30光年の系外惑星 GJ 436の母星面通過がスイスのObservatoire François-Xavier Bagnoudによって観測され、その大きさが明らかになったことをNewScientistの記事が伝えている。この観測結果から、この惑星は太陽系の海王星程度の大きさ(幅50,000km)であることが分かったと言う。これまでに知られていたこの惑星の質量と総合して解析すると、水素が主構成物質の木星型にしては密度が大きすぎ、岩石が主体の地球型にしては軽く、水(H2O)が構成物質と見られるとのこと。この惑星の公転軌道は太陽系で言う水星の軌道の13倍も母星の近くであり、惑星の温度は300℃に達していることが予想されている。惑星表面では水(H2O)は水蒸気の形で存在していると考えられるが、惑星の中心では高圧のため高温にも関わらず固体化し、一般的な氷とは違い液体の水より密度が大きいIce VIIあるいはIce Xとして知られる「熱い氷」(参照:水の相図の例)が集積しているだろうとのこと。もし、同様の構成からなる惑星が“適度な”位置にあれば、「海洋惑星」になるだろう、とチームのFrederic Pontが語ったそうだ。