発売前の「MGS4」が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞
タレコミ by Sam Fisher
Sam Fisher 曰く、
メタルギアシリーズといえば、古くはMSX2から続く由緒あるゲームシリーズです。その最新作になる「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS」が、この度めでたく文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門優秀賞を受賞しました。
受賞理由によると、『反戦をテーマに「敵に見つからないように潜入する」というコンセプトで、新次元のシネマティックな映像による臨場感あふれるゲームを実現している。 』とのこと。"実現している"?
実はこの「MGS4」、つい先日2008年度第一四半期への発売延期を発表したばかりです。東京ゲームショーで公開されたプレイアブルデモに於いても、敵兵のAIや、グレネードの投擲動作など、製作途上であることが伺える出来でした。 市販はおろかマスターアップさえしていない未完成の作品を、どのようにして審査委員たちは評価したのでしょうか?
開催概要によれば、2008年2月6日から受賞作品の展示があるそうですが、少なくとも4月以降発売である「MGS4」は、その時点で何を展示できるのでしょうか?
映像表現やメッセージ性を受賞理由にするなら、MGS4以外にもふさわしい作品がたくさんあったはずです。MGS4ならではの売りは、「戦場に潜入するスネークを操って遊べる」ことのはずです。 遊べるようになって始めて「ゲーム」なのではないでしょうか?
文化庁の、MGS4を始めとするゲーム作品とその文化への無理解を感じて、一人のゲームマニアとして悲しくなります。