東芝、新型高性能リチウムイオン電池「SCiB」発表
タレコミ by maia
maia 曰く、
東芝が新型の高性能リチウムイオン二次電池「SCiB」(Super Charge ion Battery)を開発した。プレスリリースには、1)高い安全性、2)長寿命、3)急速充電性能、4)高出力、5)低温性能の5つの特徴が挙げられている。負極材にチタン酸リチウムを採用し、引火点の高い電解液や耐熱性の高いセパレータと組み合わせ、内部短絡が起こっても熱暴走を起こしにくい。試験でバッテリを物理的につぶして短絡させても、セルの温度は100度未満で収まり、発煙も発火も生じていない(Tech-On!の記事)。急速充電を3000回繰り返しても容量低下は10%未満、約5000回を超える繰り返し充放電が可能。5分間で電池容量の90%以上の充電が可能。さらに電気二重層キャパシタ並みの高い入出力性能(パワー密度)、マイナス30度の低温環境でも十分な性能を維持と、良いことづくめである。2008年3月から量産を開始するが(FujiSankei Business i.の記事)、非常用電源、風力発電の平準化電源、フォークリフトなどの産業用途、電動アシスト自転車やハイブリッド車など電動車両への適用を目指す。なお特性上(SCiBの性能(PDF))および市場的に(東芝としては再参入になる)携帯機器向けとは位置づけられていないようだ。