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宇宙

かぐやの軌道生データが公開される

タレコミ by pascal
pascal 曰く、
先日、月周回衛星かぐやはほとんどの機器が正常動作することを確認、クリティカルフェーズを終了して定常観測モードに移行しました。それと関係あるかどうかはわかりませんが、JAXA宇宙教育センターによると、クリティカルフェーズ中のかぐやの軌道生データが一般に向けて公開されています。ファイル形式はCCSDS形式(PDF注意)ですが、これは値をスペース区切りにしたものなので簡単に読めます。基本的に、時刻・空間座標のXYZ・速度ベクトルのXYZ、というデータが連なっており、この観測データは1分に1度測定されています。

このデータと月/地球/太陽の軌道データあたりを用いると、軌道制御をどのタイミングで行ったかなどを推定したりできるでしょうか。読者のみなさんはどのようなデータの利用法を考えますか?

----タレコミ文ここまで

宛:編集者さん
以下の文は画像へのpermanentでないリンクを含むため、タレコミ文ではなくてコメントに書いた方がよいと判断しました。

というわけで、gnuplotを用いてごく簡単に可視化してみたのでご覧ください。ファイル中の全ての空間座標データをプロットしています。この画像を見ると、確かに地球の回りを2周した後に月に捕まり、「地球の周りを回る月」の周りを回っていることがわかります。あらかじめ公開されていた予定軌道と確かに同じですね。

打ったコマンドは以下のとおり。画像を得るために必要最小限のものに留めてあります。
$ cd kaguya_traj
$ cat *.txt > logs
$ gnuplot
gnuplot> set terminal png nocrop medium size 1024,768
gnuplot> set output "kaguya.png"
gnuplot> splot "logs" u 2:3:4 with lines ti "Location of KAGUYA (SELENE)"
typodupeerror

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