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日本

今年度のノーベル物理学賞は日本人三人 122

タレコミ by snowy
snowy 曰く、
今年度のノーベル物理学賞が発表され、素粒子物理学の日本人研究者三人が受賞した(asahi.comの記事asahi.comの記事(受賞者の略歴)NHKのニュースTBSのニュースBBCのニュース)。経歴も含め、詳細はasahi.comの記事やNHKが詳しい。

受賞したのは、南部陽一郎(87歳、米シカゴ大名誉教授)、小林誠(64歳、高エネルギー加速器研究機構)、益川敏英(68歳、京都大名誉教授)の三氏。受賞理由は、南部氏は、「「自発的対称性の破れ」の発見」、小林氏と益川氏は、「「CP対称性の破れの起源」の発見」であった。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 在庫一掃 (スコア:5, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2008年10月08日 0時03分 (#1433801)
    来〜さ来年にヒッグスが受賞する足掛かりをつけましたね。標準理論の最後のピースを埋めるにあたって
    先駆理論と6クォーク模型が受賞していないと恰好が付きませんしね。
    それにしても、ヒッグスへの単独受賞を狙っているのでしょうか?

    #あぶれてしまったカビボが可哀相…
  • ちょっと違う (スコア:4, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2008年10月07日 23時51分 (#1433789)
    >南部氏は、「自発的対称性の破れの発見」

    自発的対称性の破れが素粒子の世界で重要な役目を担っていること、の発見。ではないかと。
    自発的対称性の破れ自体はそれ以前から知られていて、特に物性論での相転移においては非常に
    重要な概念。強磁性体がキュリー温度以下である方向にスピンが揃うのだって自発的対称性の
    破れですし。
    で、超伝導体における自発的対称性の破れの機構を素粒子論に持ち込む(カイラル対称性の
    自発的破れ)ことで大きな発展を遂げたところが重要かと。
    #この辺関連では、連続自由度の自発的な破れに伴い生じる南部-ゴールドストン粒子(ゼロギャップ
    #で励起できる準粒子)とかが物性論でも素粒子論でも重要でいてみたりと、理論の思わぬつながりが
    #楽しめます。
  • KEKのBell実験 (スコア:4, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2008年10月08日 0時02分 (#1433800)
    加速器の夜というイベントでKEKのBell実験のことを知ってそれ以来4回も筑波に見学に行きました
    昨年の一般公開日に説明員のかたと何で小林・益川先生はいまだにノーベル物理学賞もらえないんでしょうかね〜なんて話をしていたので素直にうれしい
    このながれでILCの建設地が日本になればさらにうれしい

    東京から電車一本で世界最高レベルの研究をしている加速器が見れるんですぜ、行かない手はない
    次の一般公開は来年夏ですけど…ちょっと駅からは遠いけど

    KEKのBell実験について参考
    http://moura.jp/scoop-e/seigen/pdf/20060424/sg060424_tsukuba_01_1.pdf
    http://moura.jp/scoop-e/seigen/pdf/20060424/sg060424_tsukuba_01_2.pdf

    上記記事著者の本も個人的にはお薦め、LHCについての説明もあり
    http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/1252.html

    • Re:KEKのBell実験 (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2008年10月08日 0時33分 (#1433830)
      ごめんなさい
      Bell → Belle
      です。

      ついでに
      ここ
      http://belle.kek.jp/
      からリアルタイムで実験の様子が見れたりします。これとか
      http://belle.kek.jp/evdisp/index.html
      夏場は電力事情とメンテナンスで停止すると聞いています、現在はまだ停止中のようです。
      The beam will come back on October 16.
      とありますね。

      親コメント
  • by saitoh (10803) on 2008年10月08日 0時35分 (#1433832)
    益川先生は、京都産業大学の現役の教授なのですが。「京都大学名誉教授」のほうしか書かないのはよくない。
    • ここで日頃大学教員にあまり縁のない方への,何の役にも立たない豆知識.
      国公立大は定年が結構きっちり決まっており,優秀な人であってもいつまでも仕事を続ける
      わけにはいきません.
      そのため,お金(=科研費等の外部資金)を取ってこれる優秀な教授陣は,退職後はかなりの
      割合で私立大学に異動され研究を続けます.私大にとっても,こういう教授がやってきてお金を
      取ってくれれば間接経費(その外部資金に関連する事務費や光熱費等相当分として大学側に
      支給される経費.だいたい獲得した外部資金の10-30%程度)やらオーバーヘッド(大学による
      ピンはね分.集めて再分配されたりするので,その年あぶれて資金を取れなかった人もちょっと
      は研究費が出る.まあ間接経費もそうだけど)やらで潤うのでありがたいですし,その後に出て
      くると期待される研究成果も私大の名を高める役に立ちます.
      たとえば青色発光ダイオードを開発した赤崎先生(名大->名城大),物性論の福山先生
      (東大->東京理科大)とか.NECと名城が押さえてる飯島センセも似たような面がありますか.
      #まあ前線で研究を続けるよりマネージメントの方が得意な方だと研究所所長になってみるとか
      #学術会議とかで政治面にもかかわってみるとかといった活躍の場もありますが.
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年10月08日 5時40分 (#1433929)
        私立大に移ってもバリバリ自分の研究やってる先生は良いのですが,学生のレベルに合わせた少々ユルいテーマの卒研指導に追われている先生を見るとちょっと切なくなります(もちろん大学においては研究だけやっていれば良いというわけではありませんが)
        親コメント
    • by Canadian (31348) on 2008年10月08日 0時57分 (#1433850)
      京都産業大学のWebページで益川&小林先生の当該 論文が早速公開 [kyoto-su.ac.jp] されています。

      ソースは?と聞かれる方向けには,こちらの論文 [ptp.ipap.jp]。(要購読)

      パリティ対称性の話は「左と右はどう違うのか?」という話なので,物理学がわからなくとも,問題設定そのものは理解しやすいという意味で興味深いのではないかと思います。CPT定理もそんなに難しくなかったはずですし。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年10月08日 9時50分 (#1433981)
        チラ見ですが、3ページ目の一ヶ所だけはわかったよ

        A) 4 = 2 + 2
        B) 4 = 2 + 1 + 1
        C) 4 = 1 + 1 + 1 + 1

        ここでお腹いっぱい
        親コメント
  • やっと (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2008年10月07日 23時34分 (#1433779)
    ..の感あり。
  • ご健在なうちに受賞できて良かった。でも、もっと早めに受賞できていればそれを励みにもっと貢献できてもっと良かったかも、と思うけど。
    • >ご健在なうちに受賞できて良かった。

      今回の微妙な組み合わせ(いや,だって,南部先生のその業績で授与なら小林-益川理論と合わせんで
      もうちょっと他の人なんじゃ……とか思っちゃうじゃないですか)を見ると,なんとなく「いやあ,
      そろそろ南部先生にあげておかないと危ないんじゃ」とかいう考えもあったんでは,とか勘ぐってしまい
      ますよね.
      #まあご本人も以前言われていましたが,「死ぬのが先か,もらえるのが先か」状態でしたから.

      >それを励みにもっと貢献できてもっと良かったかも、

      あれ以上貢献するとなるとどうなっちゃうんだろう……
      親コメント
    • そりゃだって死んじゃったらノーベル賞は取れないんだし。
      けどまあ受賞者の皆さんの微妙なコメントは50年も棚晒しにされた恨みもちょっとはあるかもね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2008年10月08日 10時13分 (#1433990)
      今朝のNHKのニュースで益川さんがインタビューを受けていた。
      研究自体が過去のもので、嬉しいとかそういうのではなく…という感じだった。
      それが、「南部先生と同時受賞ですね」と聞かれたときに、
      「大学院に入ってすぐに研究し、しゃぶりつくしたのが先生の論文だった。私にとっては…」
      と言い進むうちに感極まってしまったのが、とても印象深かったです。
      (言葉は記憶なのでいい加減ですが)
      親コメント
    • 順序がおかしいような (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2008年10月08日 12時01分 (#1434042)
      >もっと早めに受賞できていれば
      たしかに。

      1979年受賞の「ワインバーグ=サラム理論」とかも、
      南部氏の理論をベースとしてますよね。

      小林・益川両氏の受賞も、1995年のトップクオーク発見の
      すぐあとでもよかったような。
      親コメント
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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