
ビル・ゲイツを育てる 58
タレコミ by taro-nishino
taro-nishino 曰く、
本家でも取上げられていましたが、ウォールストリート・ジャーナルに、ビル・ゲイツ氏の父親や家族の視点から、ゲイツ氏を書いたインタビュー記事が載っていました。タイトルは、Raising Bill Gatesです。
タレコミ子が知っている限りでは、家族(主に父親ですが)視点の記事というものは始めてではないかと思います。長い記事なのですが、面白かったです。
タレコミ子が要約すると以下の通りになろうかと思います。
・ゲイツ少年は、11歳頃に知性を覚醒した。
・父はシアトルで弁護士をしており、母は銀行家の娘で、結婚前にはボランティアをしていた。つまり、旧き良き時代のアメリカ人の典型であった。
・ゲイツ少年が12歳の時、母と激しい口論となり、見ていた父は激怒して、少年に水の入ったコップを投げつけた。
・少年の知性の覚醒は家族を暗澹とさせたが、父はどこか喜びを感じていた一方で、母は悲しんだ。
・両親は少年をカウンセラーに診断させた。
・カウンセラーの助言に従い、自由放任とした。
・ゲイツ青年はコンピュータのみならず、政治面でも関心を持ち、州議会等のアシスタントをやった。
・マイクロソフト創設のため、ハーバード大学を中退し、ニューメキシコ州はアルバカーキへと巣立って行った。
・後に、マイクロソフトがシアトルへ移った理由の一つに、両親の存在があった。
・慈善事業は、亡き母の宿願であった。
(なお、記事原文を読でられない方には、タレコミ子が和訳しましたので、ご参考までに、ビル・ゲイツを育てるをどうぞ。)
タレコミ子は、母親というものは一般的に息子をコントロールしがちであり、息子はそれに反発を覚えることは普通だと思います。ただ、時間が経つにつれて(つまり、息子が大人になること)、互いに妥協してうまくやっていくものだろうと考えています。しかし、ゲイツ氏の母は最後まで、あまり息子を認めていなかったのではなかろうかと感じています。
父親もビルゲイツ (スコア:1)
ビルゲイツの父親もビルゲイツだし、その父親もビルゲイツですよね。確か。
まあ、弁護士っていうのはそういうもの(代々弁護士だったりするので、
事務所名を変えなくてもいいように同じ名前をつける。「○世」の数字が
大きい方が由緒正しい弁護士の家柄でステータスが高い。まあ、
グリシャムのうけうりですが)だそうですが。
Re:父親もビルゲイツ (スコア:2)
タレコミ子です。
ビルゲイツの父親もビルゲイツという名前であるのは誰でも知っていることですが、
では、そのまた父親(つまり、祖父)は何という名前だったのか?
和訳するにあたって、ちょっと調べてみたのですが、いろいろあって、どれも根拠が
薄いと思いました。それに、祖父は家具店の経営者でしたが、弁護士ではありません。
そのことを念頭に入れて、Bill Gate Srはビルゲイツ一世と訳することに決めました。
Re:父親もビルゲイツ (スコア:1)
ただしソースはwikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/William_H._Gates,_Sr [wikipedia.org].
あるいは
http://en.wikipedia.org/wiki/Gates_family [wikipedia.org]
曽祖父:ビルゲイツ
祖父:ビルゲイツI世(本当はII世)
父:ビルゲイツII世(本当はIII世 下記コメのように軍隊入った時に改名した噂あり)
元会長:ビルゲイツIII世(本当は4世)
Re:父親もビルゲイツ (スコア:1)
彼の家に電話が来たときは、どうやってとりついだんでしょうね。
Re:父親もビルゲイツ (スコア:1)
えーと。
私の旦那と、旦那のお父さんと、会ったことないけどおじいさんも同じ名です。
以前義理両親と同居していたとき、電話を取り次ぐときは、
「お父さんの?」とか言っていたかも。
○世とか、Jrとかは、うちはつけません。
あと、ミドルネームがそれぞれ違うので、
配達物などはそこで見分けます。
しかしなぜか、引っ越した今も、うちのほうにお父さん宛てに手紙や電話来たりします。
やっぱり世の中混乱させるんですね;
Re: (スコア:0)
シニアとジュニアとかじゃないですかね。
後は愛称をつけるとか。
エンツォ・フェラーリの家も長男はアルフレッドという名前をつけるしきたりがあって、エンツォの長男もアルフレッドと名づけられて普段はディーノと呼ばれてたし。
ブラジルなら○○ーニョとか。
Re:父親もビルゲイツ (スコア:1)
曾祖父の頃から、"0から数える"生粋のプログラマ家系だったということでしょう。
曽祖父:ビルゲイツ0世
祖父:ビルゲイツI世
父:ビルゲイツII世
元会長:ビルゲイツIII世
Re: (スコア:0)
Microsoft 創業者のビル・ゲイツって、三世でしょ?
Re: (スコア:0)
本当は4世なのでは?
http://plaza.rakuten.co.jp/maxon/ [rakuten.co.jp]
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
ゲイツのおばあさん (スコア:1, 興味深い)
マイクロソフト特有のはったりビジネスは、これが大きく影響しているそうです。
母親、父親 (スコア:0)
逆でしょ。一般的にはむしろ父親の方が息子をコントロールしがちであり、息子は小さいころから母親よりもむしろ父親に対して反発を覚えるものです。
Re:母親、父親 (スコア:3, すばらしい洞察)
【結論】家庭によってまちまち。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
Re:母親、父親 (スコア:1)
コントロールしがちなのはどっちかは
家庭によってまちまちに同意です。
しかし反発するのは何もコントロールされる
という点だけではないですよね。
反発を覚えるようなことがあれば
母親だろうが父親だろうが反発するんじゃないでしょうか。
そして反発する機会が多いのは
一般的に接触時間の多い母親のような気がします。
Re: (スコア:0)
女から見た息子像と息子の意見だろ。
Re: (スコア:0)
田中角栄が上京するとき母親が
「悪い事しないと食べていけないなら帰ってきなさい」
と言って送り出したらしい。
ゲイツの母も似たようなものを感じたのだろうか?
でもこんな事書いて何だが、
ゲイツは言われるほど汚い商売したとは思ってません。
世の中の進歩に大きく貢献したことは間違いないでしょう。
Microsoftってアルバカーキで創業してたのか (スコア:0)
アンサー一家とかジェフ・ベゾスも同地の出身 [wikipedia.org]なのね。ロックバンドのザ・シンズ(後にシアトルに近いポートランドに移住)くらいしか知らなかったけど。
一方日本では (スコア:0, おもしろおかしい)
・シンジ少年は、14歳頃にEVAを覚醒させた。
・父はネルフで司令官をしており、母は科学者で、結婚前には助手をしていた。つまり、旧き時代の理系一家の典型であった。
・シンジ少年が14歳の時、敵と激しい激戦となり、巻き込まれた知人は激怒して、少年を殴りつけた。
・少年のEVAの覚醒は作戦官を暗澹とさせたが、父はどこか喜びを感じていた一方で、母は吠えた。
・片親は少年を先生に預けていた。
・マルドゥック機関の助言に従い、第壱中学校に転校した。
・シンジ少年は女の子のみならず、男の子にも関心を持ち、裸の付き合いをした。
・初号機パイロットのため、第2新東京市を引越し、第3新東京市はネルフへと巣立って行った。
・後に、EVAが人類の補完へ至った理由の一つに、片親の不在があった。
・人類補完計画をは、亡き母の宿願であった。
Re:一方日本では (スコア:5, すばらしい洞察)
アニオタってのは本当に救いようが無い。
Re: (スコア:0)
Wikipediaで、本来アニメとあまり関係ない項目に、少しだけ関わったというだけでどっさりエントリーする馬鹿がいるからな
今回のも同レベルだ
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
うーん… (スコア:0)
この日本語はどうにかならないんですか。
Re: (スコア:0)
日本語だと分かったようだし、わざわざあげつらうほどでもないよね。
Re: (スコア:0)
「初めて」と「始めて」の違いが気になる年頃なんですよ。
Re:うーん… (スコア:1)
Minder
Re:びる・げいつネタなら何でもアレゲなのか? (スコア:1, すばらしい洞察)
運だけがゲイツ氏の今日を成立させていると考えるのであれば無意味なストーリーでしょうな。
そんなことを考えているのは多分あなただけだとは思いますが。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そんなのゲイツに限った話じゃないだろ。
ジョブスもリーナスも、運が無けりゃ「ちょっと優秀だけどただの変人」で終わってた。
Re: (スコア:0)
どうしてこう余計なことを書きたがるかな。
Re:びる・げいつネタなら何でもアレゲなのか? (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:びる・げいつネタなら何でもアレゲなのか? (スコア:3, すばらしい洞察)
>比較するもんでもないかも知れないが
その通り
>比べると
高いものを売りつけるときの常套句
Re:びる・げいつネタなら何でもアレゲなのか? (スコア:1)
僕の学生時代のクラスメートにBill Gatesが居たら、最低でもMarc McDonald(栄光のMicrosoft社員番号1番の保有者)程度の成功をつかむ自信がある!いま僕がうだつの上がらないサラリーマンをしているのは、運がなかったからなんだよ。
Re:びる・げいつネタなら何でもアレゲなのか? (スコア:1)
ここまでは運の要素も強いけど
当時、無名のクラスメートが作った会社に
入社したMcDonald氏の決断は
運と言い切れるのか?
こんな事を考えると、クラスメートにGatesが居たのも
運だけでは、語れない気がします
運も実力の内とはよく言ったものです
自戒も込めて
Re: (スコア:0)
>彼の生い立ちを真似たところで
といわれましても,この本の要約を要約すれば「すげーベイビーが生まれたので放っておいたぜHAHAHA」でしょ。
Re: (スコア:0)
Windowsの代わりに、MS-BASIC環境がスタンダードなOSとして世界中のパソコンを
席巻している世の中と言うのも想像してみると面白そうだ。
Windowsの代わりに、 (スコア:0)
>MS-BASIC環境がスタンダードなOSとして
なんで OS/2 じゃないんだYO!
Build identifier: Mozilla/5.0 (OS/2; U; Warp 4.5; ja; rv:1.9.0.10) Gecko/2009042716 Firefox/3.0.10
# そんだけなのでAC
Re: (スコア:0)
>そんだけなのでAC
そんな事を書く奴はどうせ一人しか居ない [srad.jp]ので無意味。
Re: (スコア:0)
いいじゃないか
本家でも採り上げられてるもの
○つを
サザエさん (スコア:0)
Re: (スコア:0)
今日は宿題が無いんだよ姉さん。
ガラッ「おーい磯野ー、宿題終わったー?」(←セキュリティーホール)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
ここまで来るのは運だけのおかげじゃないんだよね。
普通、開発もしていないDOSを、あり得ない納期で納めないといけないような
とてもリスクの高い仕事は、普通は受けない。
(従業員を壊してまで開発する日本式プロジェクトででも無理な納期)
そんな仕事を受けて、しかも何とかしちゃった。
#持ってる人からはした金で買ってきちゃう。
普通の人間は、IBMからそういう依頼が来ても受けきれないで終了。
他にも、
ジョブスに取り入って発売前のMacを見せてもらってなかったら…
ジ
Re:びる・げいつネタなら何でもアレゲなのか? (スコア:2)
>普通、開発もしていないDOSを、あり得ない納期で納めないといけないような
>とてもリスクの高い仕事は、普通は受けない。
>(従業員を壊してまで開発する日本式プロジェクトででも無理な納期)
>そんな仕事を受けて、しかも何とかしちゃった。
>#持ってる人からはした金で買ってきちゃう。
それを熱心に焚きつけた人物がASCIIの創業者だったことも思い出してやって下さい。
> この時に西和彦が「これはビッグチャンスだ。絶対にやるべきだ。」と叫びビル・ゲイツは遂に決断をします。 [allabout.co.jp]
彼が背中を蹴飛ばさなかったら今のゲイツはいなかったかもしれない。
Re: (スコア:0)
そもそもゲイツがPCに興味なかったら終わる話。
成功者の話はそりゃ成功してるから全肯定されるよな。
成功者の話なんか成功にあこがれる人に本を買わせて印税稼ぐだけ。
Re: (スコア:0)
IBMは、ゲイツに頼みに来てない。ゲイツを呼び付けたんだよ。
短絡思考の人は想像できないかもしれないけど、
「なぜIBMがゲイツを呼んだのか」考えてみたらよろしい。
ルーレットが回ってて、投げたダーツが当たった人を
「こいつにしよう!」「異議なーし!」
ってゲイツを選んだんじゃないんだよね。
IBMはゲイツにDOS開発を依頼するのを運で決めたとでも思う?
> そもそもゲイツがPCに興味なかったら終わる話。
ゲイツのクローンを作ろうと言う話じゃないよね。
ゲイツみたいな大成功者を作るには、と
Re:びる・げいつネタなら何でもアレゲなのか? (スコア:2)
もともと、ディジタルリサーチとIBMの間を取り持ったのもMicrosoftだったと思いますよ。 [coara.or.jp]
「パソコンの文化」というのをまとめているサイトからの引用ですが、
こういう史料もあります。 [ocn.ne.jp]
>IBMがパソコン分野に進出しようとして製品開発を急いでいるとき、コンピュータを動かすOS
>(オペレーティングシステム)にはCP/Mを採用しようと考えていました。が、どういうわけか、
>それがゲーリー・キルドール(Gary Kildall)のデジタルリサーチ社の製品であることを
>彼らは知りませんでした。
>いつもなら信頼できるはずのブリーフィング資料にCP/MというOSはマイクロソフトの製品だと
>書かれてあったのです。運命の女神がここでビル・ゲイツにほほえんだのです。
> ゲイツは、IBMからこの問い合わせのための電話がかかってきたときにそれは間違いだと答え、
>パシフィック・グローブのゲーリー・キルドールの電話番号を教えたのです。
「ンなもん3ヶ月じゃ作れねぇよ」ってことで交渉が不調になった所へ、MSは滑り込んだ。
IBMからの情報によるとデジタルリサーチとの交渉は不調らしいし、またウチにOSを作らないかと
打診してきている。Microsoftとしてはこの話、どうしたものだろう。という感じでしょうか。
シアトルコンピュータプロダクツと取引のあったMicrosoftでは
既に86-DOS(QDOS)の存在は知られていたようです。
9-1. 守秘義務合意書 [ocn.ne.jp]の「■急造 MS-DOS」の部分も参考までにどうぞ。
>「ケイ(西)が叫んだんです。『やるべきだ、絶対にやるべきだ』と」。
>「僕は言ったんです。シアトル・コンピュータ・プロダクツのOSを買ったらいいじゃないかって。
>それでポール・アレンが『SCP-DOS』というのを買いに行った。
>シアトル・コンピュータは『8086』の基板を作っていて、僕はそれを輸入していたから、
>CP/Mと同じ機能を持つOSがあることを知っていたんですよ」。
後半はおそらく、西和彦氏の言葉だと思います。
「輸入していた」というのは日本へ輸入したという意味でしょう。
Re: (スコア:0)
まあどんな話を盛り込むにせよOS/2は黒歴史確定ですがw