韓国の人工衛星搭載ロケット「KSLV-1」、打ち上げ失敗 78
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
6月10日、韓国がロシアと開発した人工衛星搭載ロケット「羅老号」(KSLV-1)の打ち上げが行われたものの、打ち上げの約2分後に爆発、墜落した(東京新聞)。
KLSV-1は2段式のロケットで、1段目はロシアのアンガラロケット、2段目が韓国独自開発のものとなっている。今回の爆発は1段目で生じたと見られているそうだ(IBTimes)。KSLV-1は昨年8月にも打ち上げを行っているが、失敗に終わっている。
なお、MSN産経ニュースによると「羅老宇宙センターに勤務するロシア人技術者が打ち上げ直前にストレスから自殺未遂を起こす」という事件も発生していたとのこと。また、原因がまだ究明されていない現状では3回目の打ち上げが行われるかどうかは不透明な状況だそうだ(朝鮮日報)。
お金だけでは解決しない (スコア:5, 参考になる)
日本の液体燃料ロケットはアメリカからの技術移転で今に繋げているけれど”技術移転”の一言で終わるほど簡単じゃなかった話はロケット開発に関わった方々の回顧録的な話の断片から読み取ることが出来ます。
かなり屈辱的なこともありそこに頭を下げてでも続けてきた経緯が・・・。
ちなみに現時点での日本のロケット打ち上げ実績、成功回数/打ち上げ回数
液体燃料ロケット
N-I 6/7 ほぼデルタロケットのライセンス生産
N-II 8/8
H-I 9/9
H-II 5/7
H-IIA 16/17
H-IIB 1/1
固体燃料ロケット
L-4S 1/5 無誘導星打ち上げロケット
M-4S 3/4 無誘導星打ち上げロケット
M-3C 3/4
M-3H 3/3
M-3S 4/4
M-3SII 7/8
M-V 6/7
J-1 1/1
日本で最初の衛星を打ち上げたL-4S-5は弾道ミサイル開発の転用ではなく、大学の付属研究所が純粋な民生技術として研究を行い非軍事目的での人工衛星開発に成功したという点で国際的に特異性を持っていますがロケット自体は4回失敗してます。
Re: (スコア:0, 興味深い)
日本の固体燃料ロケットはミサイルへの技術転用を視野に入れて開発されたと思いますよ。作っている当人の意図と予算を出す側の意図は同じとは限りませんから。
かつて日本政府の高官(だったかな)が、核弾頭と弾道ミサイルの要素技術は既に持っているので、必要になれば組み合わせて製造して配備するのに、さほど時間はかからない、などと発言したそうです。
某巨大掲示板で、
日本は70年代末までに
・固体燃料式ラムダロケットで衛星の打ち上げ(宇宙科学研究所)
・セラミック材料を爆縮レンズで爆縮し新しいセラミックの開発(物質研究所)
・高速炉で兵器級プルトニウムの生産(動力炉核燃料開発研究所)
・原子力船「むつ」の建造(原子力船開発事業団)
みたいな事をやっていますた
なんていうのを見かけたことがあります。
箇条書きのマジックなどと同じように、誤解を誘導すべく事実を並べたものだとは思いますが・・・
Re:お金だけでは解決しない (スコア:2)
先ずは書き損じ訂正
誤り:
固体燃料ロケット
L-4S 1/5 無誘導星打ち上げロケット
M-4S 3/4 無誘導星打ち上げロケット
・
・
正しくは:
固体燃料ロケット
L-4S 1/5 無誘導衛星打ち上げロケット
M-4S 3/4 無誘導衛星打ち上げロケット
・
・
-----------
> 日本の固体燃料ロケットはミサイルへの技術転用を視野に入れて開発されたと思いますよ。
> 作っている当人の意図と予算を出す側の意図は同じとは限りませんから。
この主語って誰ですか?
日本人の誰かが考えれば視野に入れて事になるのですか?
固体燃料ロケットは旧文部省系列の予算ですが具体的に視野に入れた計画書でも出てきましたか?
まあ固体ロケットモーターの生産は日産自動車で自衛隊用ロケット弾の生産会社も日産自動車ですが。
L-4S/M-4Sが全段が誘導装置を持たない固体燃料ロケットから構成され、重力ターン方式による衛星軌道投入などという離れ業行うべく開発されたのには訳があります。
誘導装置はミサイル開発に繋がる軍事技術への転用が可能であるという日本社会党等の野党から指摘に起因するものです。
全段が誘導装置を持たない衛星軌道投入可能なロケットってある意味凄いですよね。
戦後日本以外では全てのハイテクは軍事利用前提(Re:お金だけでは解決しない (スコア:2, 興味深い)
でも、固体ロケットを開発生産していた日産の航空宇宙部門(今のIHIエアロスペース)は、ロケット弾用の生産ラインと学術向けの生産ラインを完全分離していたのですが。
# MLRSのロケット弾を生産していた平成の世では分離していなかったけど…これは政治環境の変化による。
# ここで取り上げたのはもっと昔の話。
あらゆるハイテクは、兵器からの技術転用をどうしても伴ってしまう。
大半の国では先端技術は真っ先に軍事に用いられるというか、軍事の為に先端技術研究が行われてる場合が大半で、敗戦までの日本も例外ではなかったのです。
従って、旧軍で、動機はともあれ仕事としては先端兵器としてのロケットや航法機器の研究開発をやっていた人たちの技術をベースにして、初期の宇宙機研究が行われたのは仕方がなかったと思いますよ。
そもそも、兵器と非軍事利用が分離されていたのは、戦後日本位じゃないかと…それも、冷戦末期以降推し進められてる核燃サイクルや高速増殖炉のように、独自核武装を成し遂げたい政治的な深謀遠慮と共謀する形で平和利用と言い張ってるものもありますが(この部分はIAEAですら重点監視対象にしてる訳で、国際的には疑惑が晴らされてはいないし、国内でも疑惑の眼を向けてる人が少なからずいる)、殆どの物については非軍事利用が前提にされている。
いわゆるハイテク分野で民生利用がこれだけ先行してる国というのは、日本とせいぜい台湾中国(?)程度なんじゃないかと思いますよ。
Re:戦後日本以外では全てのハイテクは軍事利用前提(Re:お金だけでは解決しない (スコア:2)
すでにフォローされてますが私もこうフォローすべきでした。
突っ込むところがおかしい [srad.jp]
Re:お金だけでは解決しない(スコア:-1, オフトピック) (スコア:1, 興味深い)
非公式発言とされていますが、中曽根康弘、宮沢喜一、小沢一郎等々が、その様な言を発しています。
ご参考
日本の核武装 [wikipedia.org]
ただ幾つかの試算の結論として、現実的ではない、メリットがないよね、というオチになっています。
Re: (スコア:0)
>ただ幾つかの試算の結論として、現実的ではない、メリットがないよね、というオチになっています。
そうかな?
現実的には国際問題の発言権は核保有国にしか無いという現状を考えると、そうとも言えない。
だからこそ、米国主導の攻撃対象とされた国は、往々にして速やかな核開発を目指しているという事実が。
流石に北朝鮮みたいに実用品はムリっぽい国は無視されているようだが。
Re: (スコア:0)
試算の主体はあなたではないので、違う結論が出ているのではないかと。
少なくても過去から現在の日本においては、非現実的でメリットがなくデメリットありまくり
だと思うのですが、どうでしょう?
>現実的には国際問題の発言権は核保有国にしか無いという現状
例えば日本やドイツ、カナダ、オーストラリア或いはその他非核国には発言権はない?
イスラエル、インド、パキスタンには発言権がある?
突っ込むところがおかしい (スコア:1, 興味深い)
未来にどう利用されるかなんてある意味だれにも分からない。
もとの話は他の国はほぼ全て弾道ミサイルをベースとして衛星打ち上げロケットを開発したことに対しての話。
軍事からの転用は100%無かったとわ言わないが、そもそもベースとなる弾道ミサイルの技術も実物もなしに大学の付属研究所が純粋な民生技術として研究を行い非軍事目的での人工衛星開発に成功したという点で国際的に特異性を持っているという話のはずだ。
なんで技術転用を視野に入れて開発されたなんて話が出てくるのか意味不明。
Re: (スコア:0)
ちなみに、日本の地盤は軟弱だから、核爆弾を開発しても実験するところがなく、 配備までには想像以上に時間がかかる、って意見もある。
Re:お金だけでは解決しない (スコア:1, おもしろおかしい)
我々日本人がそう思っていても、
「日本て地震多すぎじゃね?」
「あれなら地下核実験とかばれないよな」
「つか半分ぐらい地下核実験でも余裕じゃね?」
「いや今はスパコンでシミュレーションだろ」
「でも世界一ィィィてのは中止だろ?」
「それが、強引に復活したんだよ」
「もんじゅも復活したよな」
「プルトニウム国産化とか本気すぎるだろ」
全然信用できない国だと思われてる気がする。
Re: (スコア:0)
韓国は宇宙開発の難しさが分かっていない (スコア:3, 参考になる)
昨年夏の打ち上げでは、韓国が開発を担当したフェアリング分離失敗を「ロシアと共同責任」と発表したお国柄ですから、今回打ち上げ137秒後に爆発したのであれば、韓国はロシア提供のロケットの不具合を追求するのは自明でしょう。
羅老号失敗:打ち上げ137秒後、70キロ上空で爆発 | Chosun Online | 朝鮮日報 [chosunonline.com]にはこんなコメントが寄せられているほどですから。民間人ではなく専門家の発言であることに注目。
それで中国の専門家がこう発言 [searchina.ne.jp]しているのも頷けるところ。
# 自殺者まで出たロシアが気の毒ですね
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
謎の第1段エンジン (スコア:5, 参考になる)
>フルニチェフ社が作った羅老号のエンジン(RD151)は、ロシアの次世代ロケット“アンガラ”のためのもので
どうもこのエンジンが謎なんですよね。
原型となったAngaraロケットでは第1段にアカデミー会員V.P.グルシュコ記念Energomash科学製造合同(NPO Energomash) [npoenergomash.ru](旧グルシュコ設計局)で設計・製造されたRD-191 [npoenergomash.ru]を使用しています。これはEnergiaロケット [astronautix.com]のブースター用に作られた(より厳密に言えば、Zenitロケット [yuzhnoye.com]の計画が先にあり、それをEnergiaのブースタに転用した説の方がつじつまがあう)RD-171 [npoenergomash.ru]を1チャンバ化したものなのです。
それに対し、KSLV-1ではRD-151を使用しているとされています(ただしEncyclopedia Astronautica [astronautix.com]のみRD-191としています)。ところがこのエンジンは、NPO Energomashのサイトにはほとんど載っていません。唯一出てくるの記事 [npoenergomash.ru]によれば、RD-151はRD-191と同じくRD-171の派生型であると言うことは確実なようです。また、朝鮮日報の記事 [chosunonline.com]でも「RD191エンジンを改造したRD151エンジンが搭載される」とあります。
ところが、NPO Energomashの2009年度打上げまとめ [npoenergomash.ru]によると、KSLV-1は"prototype RD-191"ということになってたりして訳が分かりません。
まぁ位置づけや型式番号はどんなものであるにせよ、RD-191をハードウエア/ソフトウエアのいずれかの手段で推力制限化したものを使うようなのですが、わざわざ新たな型式振ってる割にはNPO EnergmashからKSLVとRD-151に関してまったくリリースがないよなとか、そもそもRD-191の初めてのステージ燃焼試験をやったのが前回打ち上げの直前(去年の7月30日)だったとか、しかも何故かその試験のニュースリリースがサイトから消されてるとか、色々と引っかかることが多いエンジンです。
そんなエンジン(と言うのもおかしい言い方ですが)を、それも一切触れない形でしか売って貰えないって言うのが技術のない国の悲しいところです。日本もかつて辿った道ではありますが、おそらく韓国が辿る道は日本のそれ以上に厳しいものになるでしょう。
さらに参考 (スコア:1, 参考になる)
韓国の宇宙開発史#1~8 [biglobe.ne.jp]
下のほうにあるこの一連の記事を読むとさらに頭痛が痛くなること請け合い。
Re: (スコア:0)
現在、韓国は再び技術供与を各国にねだる段階に退行している。
アメリカが韓国のロケット技術を制限するために理不尽な制約を課している、という見方は韓国のBlogの内容でほぼ一貫しています。
日本にねだる → 日本断る → 日本が韓国のロケット技術を制限するために理不尽な・・・
なんて流れにならないといいけど。
はたして原因究明は進むのか (スコア:4, 参考になる)
KARI NEWS [kari.re.kr]によると、海軍が羅老ロケット構造物とみられる残骸を済州島南端の公海上で回収したとのこと。聯合ニュース [yonhapnews.co.kr]の記事では
あれ?外羅老島から約470キロメートルの公海上ということは、日本の九州沖、排他的経済水域内 [mlit.go.jp]じゃないかな。どこかの島に落ちなくてよかったのが不幸中の幸い。
ところで羅老号失敗:事故原因、共振現象説が有力(上) | Chosun Online | 朝鮮日報 [chosunonline.com]によると、現時点での事故原因としては2点が有力視されているとのこと。一つ目はロケットの共振現象。
もうひとつは燃料と酸化剤を一定量燃焼室に送り続けるターボポンプの異常(記事に図解あり)。こちらが原因ならロシア製ロケット一段目自体の不具合といえるものなのですが、問題はここから。続く事故原因、共振現象説が有力(下) [chosunonline.com]によると、
韓国側に1段目のロケット技術を知らせない契約になっている以上、原因の解明なんてありえるのかと思うのですが。
# 長々とスンマセン
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
ロシアの言い分と鄭首相の笑えないジョーク (スコア:4, おもしろおかしい)
Koreans Fault Russia Rocket | News | The Moscow Times [themoscowtimes.com]
ブースターを建造した Khrunichev State Research and Production Space Center はコメントを避けたが、ロシアの宇宙開発筋がインタファクス通信に語ったところによれば、韓国が開発した第二ステージエンジンの早期ランチに責任がある、とか。早くも泥仕合の様相…。
# 以下、余談。面白い記事を見つけたので。
【コラム】あまりにひどい「羅老号のうそ」(上) | Chosun Online | 朝鮮日報 [chosunonline.com]
そ、そ、そういう問題なのかw…というか、韓国民はともかく政府首脳には少なくとも爆発した事実を明らかにすべきだったのではないのか。それを「当局と科学者が良心に基づき、現実を速やかに知らせることなく、そのまま沈黙してしまえば」…って、それは事実隠蔽だから。「人工衛星「光明星2号」の打ち上げ成功」 [korea-np.co.jp]なんてアナウンスを出しちゃう隣国の対応とあまり変わらんだろ。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
怖い考えになった (Re:ロシアの言い分と鄭首相の笑えないジョーク) (スコア:2)
ロケット打ち上げの責任者と連絡が取れなくなったことについて、鄭首相は記者会見の場で
「だから、便りがないのは無事な証拠というじゃないですか。」と述べた
Re: (スコア:0)
首相の言葉で爆笑できていれば、将来の見通しが明るいんですがねw
まあ、そこまでのんきな国は無いか。
Re:韓国は宇宙開発の難しさが分かっていない (スコア:2)
アンガラロケットってRD-191エンジンでしたよね?RD-151ってどんなのだろ。
どっちにしてもRD-170系は性能いいからロシアは技術出したくないだろうし、
韓国側には情報出す気無いだろうな。そういった意味でも、自殺未遂のロシア人は
多分板挟み的になった気がするなぁ(単なる憶測だけど…)
##アトラスに乗ってるRD-180もロシア的には面白くないんじゃないかな?
Re: (スコア:0)
なんで韓国は日本からロケット技術を盗まないのだろう。産業スパイ対策がないに等しい日本のロケット技術は、簡単に盗めると思うのだが。
90年代に自動車・電機企業がやったように(Re:韓国は宇宙開発の難しさが分かっていない (スコア:1)
どちらかっつーと、H-2A/Bの打ち上げを請け負ってもいる三菱重工の中の人に破格の報酬をちらつかせて、百人単位でごっそりと引き抜くという可能性を考えたほうが…
日本がロケット打ち上げに成功してるのは、このセクションの人たちの品質管理面での能力というか技術継承が(H-2に関してだけではあるけど)上手く行ってるという事ですから…
# どちらかというと、GXロケット開発打ち切りでややこしくなってるであろう、IHIエアロスペースの中の人を引き抜くか?
ふとした疑問ですが (スコア:1)
韓国は「今回成功すれば、自力で人工衛星を打ち上げる国となる」と誇っていたみたいですが、
ロシアのロケットを使っても、自力で打ち上げたことになるのでしょうか?
Re:ふとした疑問ですが (スコア:3, 参考になる)
いいんじゃないですかね。
日本だって、N-I、N-IIはかなりの部品をアメリカに依存してましたし。
貿易摩擦問題が絡んでいたとはいえ、ナロ号を韓国産と言えないくらいには、N-I,N-IIは日本産ではなかったですよ。
日本の国産ロケットと言えるのは、H-I(部品構成率的にH-II?)以降と、ペンシルから続くラムダ、ミュー系列でしょうね。
Re:ふとした疑問ですが (スコア:1, 参考になる)
N-Iはたしかにほとんどソーデルタそのものだけどさ。
ロシア製の第一段をそのままもってきてばらせもしない羅老と一応ライセンス生産したN-Iを一緒にしちゃいかんでしょ。
Re:ふとした疑問ですが (スコア:1)
> 日本だって、N-I、N-IIはかなりの部品をアメリカに依存してましたし。
これ、国産って言っていたのですか?
私の認識だと、H-IIから国産とうたっていた記憶ですが。
Re:ふとした疑問ですが (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:ふとした疑問ですが (スコア:1)
ラムダ、ミュー系列を持っていたからこそ、N-I、N-IIで技術を提供してもらえた面もあるのでしょうね。衛星を打ち上げられるロケットの開発は大陸間弾道ミサイルの開発に直結するわけです。技術を全く持っていない国と、固体ロケットの技術なら持っていた国とでは、支援のうけやすさが全く違うでしょうから。
Re: (スコア:0)
起源を主張することでは世界一の実績がある国家ですから、
何とかなると思います。自国内では。
Re: (スコア:0)
布教活動中です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Hwacha [wikipedia.org]
「火車」というロケットの原型が1377年に発明されたって。出展はDavid Reesという人の本。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
打ち上げは自力かもね。
製造は違うが。
全部品国産でないといけないなんて言うと、何処も怪しくなるから。
日本のロケットや衛星にも海外製品が入っている事を示すニュースが有ったばかりだと思うんだ。
それなりに韓国で国産化されたとしても、その自力判定の閾値は日本と韓国の間に設ける人たちは多々いるとはおもうけど。
Re: (スコア:0)
発射台は中国製ってどっかに書いてあったような・・・
Re: (スコア:0, すばらしい洞察)
> お国柄ですから、今回打ち上げ137秒後に爆発したのであれば、韓国はロシア提供のロケットの不具合を
> 追求するのは自明でしょう。
しかし万一これが成功していたらなぜか「純国産」「独力で成功」と発表されていたんでしょうな。
Re: (スコア:0)
はやぶさは実験機なんで「部分的に成功」はありえるでしょ。
Re:韓国は宇宙開発の難しさが分かっていない (スコア:1, すばらしい洞察)
韓国のも実験機なんですが...
Re:韓国は宇宙開発の難しさが分かっていない (スコア:1)
個人的には大成功と言っても罰は当たらないと思ってます。
いつか来た道 (スコア:2)
日本もバブルの頃、世界最強!と思って
アメリカズカップなどに
参戦したけど、芳しくない結果に。
現在、韓国はサムソン最強!と言う感じだけど
技術力の点ではマダマダなのでしょうね。
でも彼我の差は、20年くらいなので
韓国が頑張れば10年くらいで追いつかれそう。
Re:いつか来た道 (スコア:1, 興味深い)
アメリカスカップ参戦に関しては
「日本最強」とのおごりは微塵もありませんでしたよ。
だからこそチーム名も「ニッポン・チャレンジ」だったわけで。
旧外洋帆走協会は外に目の開いた人物が少なくなかったので
経済は世界2位までに復興したのに文化・スポーツは…
と彼我の差を嘆き憂い、その距離を確かめ自覚し世間に知らしめるべき、
というのが参戦した経緯のように記憶しています。
バブル絶頂とは言え、スペインやニュージーランドのシンジケートの予算規模や
母港のバックアップ、国民に根付いた文化には瞠目垂涎したものです。
同じように内外の実情を知る丸の内あたりの財界人が多いサッカー協会が
Jリーグ構想を打ち出したのもほぼ同時期で、同じ理由と思われます。
そちらの方は一定の成果が実りつつありますが…
Re:いつか来た道 (スコア:2)
一般国民的には、日本は世界第二位の経済大国。造船大国で
アメリカ製品は品質最悪。日本が抜くのも時間の問題。
ましてヨーロッパや南半球などに負けるはずが無い。
二位から一位にチャレンジ!世界制覇
というノリだったのですが、予選すら通らず。
・・・ある分野で勝っているから、全ての分野で勝てる
というのは妄想でしたね。
まぁ、いいではないか (スコア:1, すばらしい洞察)
せめて、現在の日本を他山の石にして欲しい所ですが(Re:まぁ、いいではないか (スコア:1)
「はやぶさ」の事業仕分けの件が持ち出されたので、↓の読売新聞の記事を引用しときます。
# こんなアホな政策かましといていざ仕分け対象の人々が成果を挙げたのがマスコミで報じられたら
# しどろもどろに言い訳するしか能がない連中がのさばるのは日本だけにして欲しい。
# てか、日本でももう少し政治サイドが総合的かつ戦略的な視点を予算配分に対して
# 持てる視野の広い人々がキチンといるべき立場で権力を振るえるようになって欲しい
韓国は日本と違ってこういう先見性とか総合的な視野に著しく欠ける人々が政治やメディアで支配的な国ではない…と思いたいですが、国威高揚と成果主義(と見せかけた、見た目の短期的な成功を追い求めてしまう風土)が日本以上にシビアな国なので…今後どうなるか難しいようなorz
本当に、無知は怖いねえ (スコア:1)
夢想だにできないのでしょう。
日本病(Re:本当に、無知は怖いねえ (スコア:1)
中小企業というか、メーカの社長や納品先の大企業の検収担当者にはよくいますよ、こういう人。
そういう視点からすれば、枝野氏にしても社長・検収担当にしても、別に精神的な問題を抱えていないです。あくまでも、企業の経営者や偉いさんはおしなべて精神的に健康そのものの人しかいない。と言う大前提に立ちますが。
仮にその社長・偉いさんがパワハラ三昧だったりして、そもそも無茶なスケジュールを押し付けて精神を病む人がセクションで数人単位で現れて、労働者がバタバタ辞めちゃう(辞めさせられちゃう)会社であったとしても、その社長・偉いさんは心身ともに健康そのものです。疑問を呈しては絶対にいけない。揺るぎない定説なのですから。
以下、実体験。それも一社で留まらないのですよ(><)
1.非常にカツカツの予算と超短納期を「やれないというのは怠けてる」と労働者を急き立てる。何とか一日・半日伸ばして欲しいと言えばいったで数時間は社長に詰問されるので、最終的には学習して黙ってしまう。
2.次の仕事の頭が見えてるので、しょうがないけどやる
3.仕事が出来上がる。しかし、次の仕事が既に食込んでる(!)予算もギリギリだ!
a.納期達成出来た・なおかつ予算オーバーしないで済むという奇跡が起こる→「よくやった。これを実績にして次回はもっと短い納期と低予算を心がけて欲しい。お客さんあっての我が社なのだから」
b.納期達成できなかった・もしくは予算超過→「怠けてるんだろう。お客さんに今回は泣いてもらったから、次は低予算短納期で頼むよ、ウチの信用問題に関わるんだ」→よくて現状維持。
4.次の案件に関して1.からスタート。勿論、同じような案件の過去実績で一番キツい予算とスケジュールでスタートするから、次の仕事がよりきつくなることはあっても、楽になることは100%ありえない。
くどいですがこれ、実体験です。しかも一社ではありません
国も国でそういう体質なんでしょう。これは財務省の主計局の官僚であったり、枝野=凌雲会のような新自由主義しかありえないと思い込んでる政治家であったり(そして、財務省も新自由主義に染まってるのでこの二者は極めて仲がいい)。それぞれでありますが、そういう体質…仮に日本病と呼称する…が、経済界も政界も蹂躙してるということです。
技術者自殺? (スコア:1)
順調に準備が進んでいて、成功にある程度の確信・自信があれば、自殺することはないはず。
技術的な無理難題を強要されていたからこそ、精神的に追い込まれたのだと思います。
失敗する、またはその確率が高いって事は、現場では事前に分かっていたのでは?
Re: (スコア:0)
勝手に殺しちゃダメ
韓国は自力でやるしかない (スコア:1)
休戦しているだけで、終戦したわけでもないしね。
日本としては、技術は出さず、未確認飛翔体に対する警戒は怠らず、というところかな。
Re:韓国は自力でやるしかない (スコア:1)
Re: (スコア:0, オフトピック)
ご指摘 thx です。修正しました。
Hiroki (REO) Kashiwazaki