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テクノロジー

フェルミ研究所、素粒子物理学で想定されていない粒子を発見か? 37

タレコミ by takac
takac 曰く、
4/6のニュースだが GIZMODEAFP BB によると、米フェルミ国立加速器研究所(Fermi National Accelerator Laboratory)が、現代素粒子物理学の枠組みでは想定されない、全く未知の粒子を見つた可能性があると発表したとのこと。
実験結果が正しければ(現在99.93%の確率で確認)自然界に存在する新たな力の可能性がある とのことですが、どんな未来が待っているのでしょうね。
Tevatronより強力なLHCもあることですし、まずは検証の結果を待ちたいと思います。

# 原文 Popular Science のコメントで「TevatronがStargateに似てるw」とか書かれてます
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • phasonさんの日記 (スコア:3, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2011年04月12日 16時13分 (#1935098)

    http://srad.jp/~phason/journal/528826 [srad.jp]

    この手の話題でいつも参考になるコメントを残してくれるphasonさんですが、今回は先んじて日記で話題にしてくださいました。

    ただ、なんで新粒子が未知のゲージボソンだと言えるのかはよくわからず。
    原文へのリンクもあったのでながめてみましたが、さすがにざらっと読んだだけでは分かりませんでした…。

    • 3σ程度じゃ理論物理学者に実際に起きている現象として相手にしてもらえないってことでしょうかね。実験やっている人ってそういう厳しい世界で実験を積み重ねているんだと尊敬の念が。ソフトウェアのテストで99%起きる事象だと、市場で問題になるから絶対直させられるけど、理論物理基準だと直さなくていいんだ\(^o^)/…って分野が違いすぎますが。

      ただ、ソフトウェアにたとえると、今回分かったのは、「このソフトウェアにはなんらかの信じられないようなバグがある」という情報だとすると、そりゃソフトウェアの場合は、その命題はほぼ間違いなく真でしょう。(笑)

      --
      vyama 「バグ取れワンワン」
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2011年04月12日 22時58分 (#1935392)

        そもそも素核の実験自体が仮定に仮定を積み重ねて解析していく物(何せ最初のイベントは直接は見えない。そこからの残響の残響の……を検出して、そこに仮定を入れながら元データを再構築していく)なので、その最後の評価の部分を厳しくしないと途中に入れる仮定をいじるだけでどうとでも合うようになっちゃうんですよ。
        逆に、その最後の評価の部分を厳しくしているから、途中の仮定が一つ間違っているだけでもどれかのデータでズレが許容できなくなってきて、間違った仮定を(高確率で)排除できるようになってます。

        親コメント
      • Re:phasonさんの日記 (スコア:1, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2011年04月13日 2時58分 (#1935529)
        >ソフトウェアのテストで99%起きる事象だと、市場で問題になるから絶対直させられるけど

        どっちかというと、
        「99.93%大丈夫です」→「0.1%弱だめなんじゃねーか。直せ」
        「99.9999%大丈夫です」→「0.0001%未満か。仕方ねーな、出荷しろ」
        って感じでは。

        ソフトウェアでそんなん見積もれたら苦労しませんが。

        # ハードウェアでも信頼性計算でうんたら%とか言っても、実際は見落としでさくっとこけたりするわけですが。
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          ヒーローもの番組だと、悪役の99.9999%よりもヒーローの0.0001%の方が結果的な成功率は遥かに高いというお約束が… そもそも悪役が0.0001%の可能性に掛けたり、ヒーローが99.9999%まで保証されてる作戦を行ったりすることが少ないって話もありますが。
    • by Anonymous Coward on 2011年04月13日 0時55分 (#1935477)

      簡単に言ってしまえば、標準理論には
      こんな所にピークを作る粒子がいないから、かと。
      元論文のp5を見ればわかりますが、問題になっている領域の左側に
      ゲージボソンW/Z由来のピークが見えます。
      これより重い既知の粒子はトップクォークですが、
      p5のFig.1(a)を見てわかるように
      トップの破片はだらーんと分布してピークを作りません。
      第4世代クォークは恐らくトップより重いでしょうし、となると
      ありそうなのは未知のゲージボソンという事じゃないでしょうか。

      親コメント
  • by manmos (29892) on 2011年04月12日 14時03分 (#1935024) 日記

    99.9999%の確率で確認されればよいのですね。

    #シックスナインを目指すと、私が言えば別の意味にとれれてしまい兼ねないのは必然か。

  • by ken2 (27347) on 2011年04月12日 15時07分 (#1935056)

    ヒッグス粒子でも超対称性粒子でもなく、というとどういう粒子なんでしょうね?
    GUT [wikipedia.org]関係の陽子崩壊でもおこしてくれるような粒子でしょうか。
    まあ、とりあえずはもっと実験やってもらうだけですね。

  • by Anonymous Coward on 2011年04月12日 14時46分 (#1935045)
    On January 10, 2011, it was announced that the Tevatron will cease operations at the end of September, 2011, [wikipedia.org]
    有終の美を飾るのか、最後だからって大見得きっちゃったのか。後者ぽく感じるのは俺だけ
  • by Anonymous Coward on 2011年04月12日 16時05分 (#1935093)

    新粒子と言っても、arXiv(http://arxiv.org/pdf/1104.0699v1)の元論文を見るに、
    シミュレーションを足し合わせていったらデータと不一致が出た!
    というだけで、そもそも粒子なのか?と。

    スピンとかそういうのが計れて一丁前に粒子と言えるんじゃないかなあ。

    • by Anonymous Coward

      今時の新粒子なんてそんなもんですよ。
      理論と合わないピークがある → 何らかの未知のパス(粒子が生成して崩壊する道)がある
      ってことなんで。
      細かな○○数だのは、粒子が居ることが確定した後、崩壊パターンを事細かに調べてようやく出てくるとかそんなもんじゃないですかね。

      • by Anonymous Coward

        でも、何かちょっとピークが見えたからって、
        そういう事をほいほいやってしまうと後から困る羽目になるよね。
        ペンタクォークなんて、以後誰も追試に成功してないし。

  • by Anonymous Coward on 2011年04月13日 2時12分 (#1935515)

    この粒子の働きで新たに4つの力が発見されたり。
    ・超重力
    ・超電磁力
    ・超強い力
    ・超弱い力

    # 2つ目はゆずれない。
    # レッツ!コンバイン!

    • by Anonymous Coward
      図らずも?スピンなんて素粒子な技もありますもんね。
  • by Anonymous Coward on 2011年04月12日 14時04分 (#1935026)

    千葉トロンに空目…

  • by Anonymous Coward on 2011年04月12日 15時13分 (#1935062)

    名前がないと呼びにくいな。
    予想もされてなかったからしょうがないか。
    あの新しい粒子、偽ヒッグス、第5粒子、中くらいの力…。
    性質がわからないと付けにくいか。

    • Re:名前 (スコア:2, おもしろおかしい)

      by CliffordSakaki (37720) on 2011年04月12日 16時18分 (#1935103)

      「無名の粒子」
      「名付けられざる粒子」
      「名状し難き粒子」
      「羊飼いの粒子」

      親コメント
      • Re:名前 (スコア:2, おもしろおかしい)

        by Tellur52 (36331) on 2011年04月13日 1時18分 (#1935488) 日記

        > 「無名の粒子」
        これらの粒子はsanity非保存のため、N外のゲージ場で無貌な黒体輻射が発散します。

        例えばスピン方向から、90+47.15°の方向にc極小^2カレントを誘起し、
        これに伴うIa場のコヒーレンシーにより、観測者に影響を与えます。

        あるいは、異次元のtentacle場のくりこみを目の当たりにして
        「ああ、conformal windowに!conformal windowに!」
        とletterを残した研究者がいたとかいなかったとか。

        #書いてて狂った文章だと思ったがID

        親コメント
      • by Anonymous Coward
        想定外の粒子
  • by Anonymous Coward on 2011年04月12日 16時09分 (#1935095)

    この時発見された粒子が、光速より早く情報量を媒介することが判明し、
    タイムマシン実用化へのきっかけとなるまで、あと200年を必要とするのであった。

    # 勝手に作るな

  • by Anonymous Coward on 2011年04月12日 16時27分 (#1935108)

    ミュー粒子のときと似たかんじなんですかね。
    新たな理論体系一式が必要になるのかも・・・wktk!

  • by Anonymous Coward on 2011年04月13日 0時08分 (#1935450)
    うちゅうのほうそくがみだれたけっかがこれだよ!
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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