武雄市立図書館、図書カードのTポイントカードへの置き換えを発表

あるAnonymous Coward 曰く、

佐賀県武雄市とTSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ (CCC) は5月4日、武雄市図書館・歴史資料館の企画・運営に関する提携に合意したことを発表した（CCCプレスリリース, 記者会見Togetterまとめ）。

この提携により武雄市図書館では、CCCが運営する「代官山 蔦屋書店」のコンセプト及びノウハウを導入し、「雑誌販売の導入」「映画・音楽の充実」「文具販売の導入」「カフェ・ダイニングの導入」「Tカード、Tポイントの導入」といった市民価値の実現を行うとしている。運営開始は2013年4月1日を予定している。

Uストリームでも流れた記者会見によると、図書カードを全てTポイントカードに置き換える予定とのことで、発表早々に貸出履歴がCCC側に渡るのではないかという懸念が高木先生をはじめとした識者から上げられている。履歴については現状では未決定とのことだが、日本図書館協会の図書館の自由に関する宣言では「利用者の読書事実・利用事実を外部に漏らさない」ことが定められている。

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