ISPは深刻な性能問題を隠してきた?
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
ISPは起きていた深刻なネットワーク性能問題を隠し、その原因を誤診してきたという話が取り上げられている (The Next Nightmare is Coming)。
ISPは、性能問題の原因をBitTorrentと少数のユーザによるものであるとしてきた。しかし、性能低下の本当の問題はバッファー肥大化によるものであるとのこと。バッファー肥大化は単純なTCPによる単一ファイルのコピーでも起きる上、TCPだけでなくUDPなどの他のプロトコルでも簡単にバッファーを満杯にすることができるらしい。BitTorrent登場以前からインターネットのエッジ(ルーター等)は壊れており、たくさんの制御不能なバッファ処理で溢れかえっているとのこと。
筆者はこの問題は本当は5年前には解決されるべきことだったとし、解決に時間がかかった原因を探り、次に「悪夢」が起こったときに同じ事を繰り替えさないためにはどうすればいいかを問いかけている。
なお、バッファー肥大化の対策であるCoDel AQM algorithmはLinux kernel 3.5に搭載される予定 (A Milestone Reached: CoDel is in Linux!)。実装が複雑であるため、他のOSに実装されるまでには時間がかかるだろうとのこと。
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