警察はGoogleを殺人予知システムとして使用できる?
タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
マイノリティ・リポートに登場する殺人予知システム「プリコグ」。このプリコグが現実のものになるかもしれない?
殺人者は殺害方法のヒントをWebを探して見つ出すことがたびたびある。3月24日午前、アメリカのフロリダ州フォートローダーデールで起きた「Juliana Mensch」の殺害事件でそれは起きた。彼女の友人「James Ayers」と彼のガールフレンド「Nicole Okrzesik」は、麻薬に使うための資金を得るために「Juliana Mensch」を殺す方法を探していた(Newtimes、本家/.)。
彼らは「Nicole Okrzesik」の携帯電話を使用して、「睡眠中に人を殺す方法」「人が意識を失う化学物質」というキーワードでGoogleに検索を掛けたのだ。答えはYahoo!知恵袋のページで見つかった。その後、約30分ほどの間に「自殺の方法」「素手で人を殺す方法」「人を窒息する方法」「誰かを毒殺する方法」などをググり続け、そのあと「James Ayers」により「Juliana Mensch」は絞殺という手段で殺害された。
この事件の経緯を受けて、Slateに「本当に殺害の驚異がある場合、Googleは収集した検索から予知を行い、警察が犯罪者を逮捕することを助けることができるのではないか」という主旨の記事が掲載している(Slate)。
現実には、警察は令状を取得するための十分な証拠が用意できた場合のみ電子記録を取得することができるため、電子記録は犯罪の阻止には役に立たない。またこうした行為は盗聴と同じで、警察が簡単に検索記録や個人情報にアクセスできるようするのは問題があると考えられていた。
しかし、同記事のジョージ・ワシントン大学のコンピューター犯罪専門家「Orin Kerr」は、現在の法律では、電話での会話、電子メールやテキストメッセージとは異なり、検索クエリは警察への自主的な開示は禁止されていない。Googleはその気になれば、マイノリティ・リポートに登場する殺人予知システム「プリコグ」のように犯罪の予測情報を伝えることができるとしている。
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