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アメリカ、放射性廃棄物処分場の建設計画が中止になった理由

タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
アメリカでも原子力発電と電力供給、放射性廃棄物処分場の確保が問題になっている。The New ATLANTIS紙ではネバダ州のユッカ・マウンテンへの放射性廃棄物処分場の建設計画が中止になった過程などを解説している(The New ATLANTIS[PDF]参考:JAEA海外ニューストピックス本家/.)。

アメリカでは、レーガン大統領の時代の1980年代に安定的な電力供給を確保するために、原子力発電の推進を行った。同時に副産物となる放射性廃棄物の処分については、環境や地質的な条件を考慮して、1987年にNWPA(核廃棄物政策法)を制定。候補地の中から、ユッカ・マウンテンに絞り込んで処分場を作ることを決めたとしている。そして、2009年までに150億ドルの投資を行って建設の準備を行ってきたという。

しかし、決定後に地元住民やネバダ州議会の反対が強くなり、政治問題化したという。オバマ大統領は2008年の大統領選挙において、ユッカマ・ウンテンへの建設計画中止を公約に上げて当選、オバマ政権は代替手段を用意しないまま、ユッカ・マウンテンでの処分場建設計画を中止。これまでの数十年にわたる取り組みを無効化してしまったとしている。

オバマ政権は2010年に代替候補地を探すための委員会を設置したが、ユッカ・マウンテンへの資金問題が裁判になるなど、議論は進んでいない模様。なお、元記事によれば、アメリカで稼働中の104カ所原子力発電施設は、毎年使用済み核燃料を2,000~2400トン排出、現在、65000トンが行き場のないまま発電所内に蓄積されているとしている。
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