パスワードを忘れた? アカウント作成
7119187 submission
サイエンス

NTTと東工大、プラズモンの伝搬速度を制御する技術を開発

タレコミ by hylom
hylom 曰く、
NTTと東京工業大学が、「特殊な物理現象を活用し、LSI内でも光信号でやりとり」する技術を開発したという(日経新聞)。これにより、LSIの消費電力を100分の1以下にできるという。

東工大の発表によると、開発されたのはグラフェンを利用して電子の波である「プラズモン」の伝搬速度をコントロールするという技術。

現在ほとんどの電子回路は電気を使ってデータの転送を行っている。光を使ったデータ伝送も一部では行われているが、光をその波長以下の領域に閉じ込めることは困難であるため、回路のサイズが数10nmというLSI中では光を使った通信はできなかった。いっぽうプラズモンは光と同様に波としての特性を持っており、かつ数十nmの領域にそれを閉じ込めることが可能で、LSI内での利用も理論的には可能だ。光の代わりにプラズモンをデータ伝送に利用することで処理の高速化や低消費電力化が可能になると期待されている。

今回開発されたのはグラフェンを使ってプラズモンの伝搬速度を毎秒数十km~数千kの間で制御するというもの。伝搬速度を制御することで光の屈折率を制御でき、これによってプラズモンのスイッチングやルーティングが可能になると考えられているそうだ。

ちなみに、プラズモンについては東工大のPDF発表資料内での解説がわかりやすい。
この議論は、 ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

読み込み中...