大学4年生が単著で文科省検定教科書を執筆、出版 1
タレコミ by pongchang
pongchang 曰く、
情報元へのリンク
山下明さんは、大阪市立大学工学部4回生だが、2回生のころから、工業高校で使われる教科書(•種目:工業(電気基礎) •書名:電気基礎 •教科書記号:工業 •教科書番号:332)の執筆を始め、文部科学省の検定を通し出版、旭川工業高校より採択があり、2013年4月から電気基礎の授業で使用されるところまで漕ぎ付けた。(学長と懇談、プレスリリース)
分担執筆が多い教科書・学術書のなかでも、学部生の間に単著を出すということは快挙といえる。教科書の工夫した点
(1)口語体を使用したこと
多くの高等学校用教科書は「だ、である調」で書かれているものが多いが、「ですます調」で執筆し、わかりやすい説明を心がけた。
(2)内容を絞り、ページ数を減らしたこと
一般的な電気基礎の教科書は600ページに及ぶ分厚いものが多いが、最低限必要な内容だけに絞り、エッセンスのみをまとめたため150ページと非常に薄い。
(3)電磁気学の部分において、大学で習う記述に修正したこと
従来の電気基礎の教科書では、電磁気学はE-H対応※2によって記述されていたが、大学ではE-B対応※3による記述で講義が行われており、そちらを採用した。
【注釈】
※1 TeX(テフ)…オープンソースの組版処理ソフトウェア。数学や物理などの数式表現などが綺麗に作成でき、目次や索引の管理などもできる。
※2,3 E-H対応とE-B対応
…E-H対応による記述は電場と磁場による記述であり、解釈に混乱を招きやすく、不十分なもの。E-B対応による記述は電場と磁束密度による記述であり、より適切である。(E-H対応とE-B対応)工業高校から推薦で工学部に入り、本人は執筆を通じて、教育に携わる道をえらび、卒業後、工業高校の教壇にたつとのことである。
情報元へのリンク
TeXで製版したのか (スコア:1)
タレコミには※1に対応するところがないけれど、プレスリリースにはあるね。