殺人スモッグの注意喚起でバカが大騒ぎしている件
SPRINTARSエアロゾル予測(簡易版)にある大気浮遊粒子状物質の拡散予測動画が、「中国の「死亡級」毒スモッグ」と称して Twitter やバカブログ、NAVERまとめで拡散している件。
●不要不急の外出を避ける(PM2.5には安全とされる閾値がないとされているため、可能な限り汚染への暴露を減らすことが重要)
えーと「死亡級毒スモッグ」と大騒ぎしている奴らに聞きたいんだけど、 PM2.5 って何だよ。
たとえばコピペバカ御用達のニュースサイトベスト&ワーストによると、
「PM2.5」とは工場のばい煙、自動車の排ガス、黄砂、森林火災等を由来とするもので粒子が非常に小さいことが特徴になっている。
中国では環境基準設定がなされるのは2016年からの予定だ。つまり、今は全く規制されていないことになる。
と書いてあるんだけどさ。PM2.5 とは「粒径2.5μmの粒子を50%除去する分粒装置を通過した粒子状物質」を指し、それ自体はふつうに存在する。(【参考】 国立環境研究所ニュース)。
で、環境基本法第16条第1項の規定による微小粒子状物質による大気の汚染に係る環境上の条件につき人の健康を保護する上で維持することが望ましい基準によると、日本の PM2.5 の基準は
1 微小粒子状物質に係る環境基準は、次のとおりとする。
1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること。
3 1の環境基準は、工業専用地域、車道その他一般公衆が通常生活していない地域又は場所については、適用しない。となっている。「PM2.5の1日平均値が35μg/m3以上」のところは、日本の工業専用地域や自動車専用道などでありえる話なのだ。
今回問題になっているのは、中国から高濃度(といって予測で濃度は明示されていない)の大気浮遊粒子状物質が西日本を中心に飛来する可能性(しかもよくあることだから、エアロゾル予測があるんだよ)であって、PM2.5という名前の毒ガスがやってくるわけではないのだ。
北京のスモッグが注目された後とあって大騒ぎしているんだろうけどさ、「呼吸器系などに影響を及ぼす」可能性があるだけで、それを吸えばたちまち死に至るようなガスではない。いい加減にしろよ、おまえらw
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