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フィリピンを襲った台風30号、被害の主因は「高潮」

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
各所で報道されているようにフィリピン中部を中心に大きな被害をもたらした台風30号「ハイエン」だが、この被害をもたらしたのは低気圧と強力な風、それに地形により引き起こされた5mを超える「高波」だという(読売新聞の記事, ZAKZAKの記事, NIIの台風30号情報, 本家/.台風記事1, 2)。

11月4日にトラック諸島近海で発生した台風30号は、その後西に進みながら勢力を拡大。フィリピン中部に上陸した8日朝時点で中心気圧が895hPa、最大風速は65m/s、瞬間では90m/sにも達しており、台風の上陸時としては記録的な強さとなった。この竜巻並みとも言われる風自体も被害をもたらしているが、それ以上に大きな被害をもたらしたのは「高潮」だという。大きな被害が出たレイテ島タクロバンは台風の進行方向右側の風が強まる範囲に入った上、さらに東側に開けた湾の最奥部という悪条件にあり、そこに低気圧による海面上昇と強風による吹き寄せが加わったことから、5m超とも言われる激しい高波が発生したとのこと。台風による高潮自体はたびたび発生しているものの、この規模の被害は近年例がなく、現地はまるで津波に襲われたかのような惨状だという。

なお、日本政府が2010年に行った試算によれば、室戸台風(上陸時911hPa)が東京湾で高潮を発生させた場合、最悪の想定で7600人が死亡するというシミュレーションがなされている。今回の台風と気候変動を絡める見方もされており(時事通信の記事)、今後はこうした災害も増えていくのかもしれない。

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