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日記

中国の月探査車に異常、復旧は困難か?

タレコミ by LARTH
LARTH 曰く、

sorae.jp の記事によると

 先日、問題が発生したと伝えられた中国の月探査車「玉兎号」について、香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙は27日、復旧は困難とする見方を報じた。

 同紙は、中国のSNSサービス『微博』にある玉兎号のアカウントの投稿を採り上げ、復旧は難しいように見えると延べ、また中国国営の新華社通信が「他国の探査機もこれまで多くの問題に遭遇している」と主張していることを上げ、「玉兎号に関する悪いニュースに備えているように見える」と報じている。

 またドイツ航空宇宙センターのルッツ・リヒター氏は同紙のインタビューに対し、太陽電池パドルの展開機構が故障したのでは、との推測を述べている。月はおおよそ2週間ごとに昼と夜が訪れ、昼の温度は120度、夜は-180度にもなるため、月面の探査機とって、この夜を越える技術が必須となる。玉兎号の場合、夜を越える際には太陽電池の一つを太陽が昇る方向へ向け、またもう一つの太陽電池は蓋のように折り畳まれ、内蔵しているヒーターで温め続けられる。展開機構が壊れてしまうと、太陽電池を太陽の方角へ向けることができず、また機体を温めることもできなくなるため、探査の続行は困難になる。

ちなみに、玉兎号は既に2回目の休眠に入っている。(嫦娥三号再次月夜休眠

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