「女性は家事、男性は生活の糧を稼ぐ」というのは「ほ乳類の常識」ではない
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
人類学や霊長類学などを研究している中部学院大学の竹ノ下祐二氏が、「性別によって異なる役割分担をする」ことについて、「ほ乳類にとっては自然なことではない」と述べていることが話題になっている(Togetterまとめ)。
世の中には「男性は外で働いて家族を養うための資源を獲得し、女性は家で育児に専念する」ということが「ほ乳類にとって自然である」という説があるが、これは実は間違いなのだという。たとえば、「マーモセットの仲間では,メスは授乳以外のほとんどをオスに任せる」そうだ。これは子供の体重が重く、子育ての負担が大きいためだとみられるそうなのだが、人間も育児の負担が大きい動物であり、それを踏まえると母親以外も子育てに関与するというのは自然なことなのだという。
確かに、今のような技術が発展していなかった原始時代のことを考えると、「女性は何もせずにただ子を育てるのみ」ということは考えにくく、子育ての合間に採取などなんらかの活動を行うのが自然である。「女性は家事、男性は生活の糧を稼ぐ」といのは、近代にのみ成立した考えであり、状況に応じて柔軟に男女ともに対応するのが自然であろう。
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