古いWi-Fi規格のトラフィックがネットワークを遅くする
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
ネットワークが遅いのは古いWi-Fi規格が生き続けているのが一因であるとしてこれを見直す声があるそうだ(Network World、本家/.より)。
5GHz帯はそれほど混んでいないとしても、2.4GHz帯はベビーモニターからBluetooth機器まで多くの端末が利用しており「ジャンク帯」と呼ばれるほど混雑していることも多い。IEEEおよびWi-FIアライアンスが古いバージョンのサポートを課しているだけでなく、古くに書かれたコードが残っていたりすることや、2.4GHz帯では全く重複しないチャンネルが3つしか無いこともトラフィックを遅くする原因の一つだという。こういった遅いトラフィックがチャンネルを占有し、速く送受信できるはずのトラフィックが影響を受けているとのこと。
Wi-Fiのパフォーマンス向上のためにもそれらの古いバージョンをフェーズアウトさせる仕組みが必要という意見も出てきた。CiscoのエンジニアBrian Hart氏とAndrew Myles氏が提唱するのは古い規格を含んだWi-Fi認定とそうでない認定の二本立てにするという方法だそうだ。802.11-1977および802.11bというった古い規格を切り捨てるのではなく、必要な機器のために古い規格を含んだ認定を残しつつもパフォーマンス向上を目指した認定を新たに作るというものだ。
ただしこれからは電気メーターや環境センサー、医療モニタといった小型かつ低電力のスマート端末が増えると予想され、最新規格に対応したこれらの端末でも実際に使えるのは古い規格のみという状況が大いに考え得るという声もある。インフラがデータの送受信を確実に実現できることが最重要であり、古い規格の切り捨てはそう簡単ではないという意見もあるようだ。
古いWi-Fi規格のトラフィックがネットワークを遅くする More ログイン