異常気象予測に観測ボランティア活用
タレコミ by Hamo73
Hamo73 曰く、
竜巻や局地的な豪雨、大雪などの予測強化のため、政府は来年度にも、米国の気象観測ボランティア制度「スポッター」を日本に導入する。局地的な異常気象情報を収集することで、予報精度の向上や迅速な避難指示につなげることを狙う(読売新聞の記事)。
現在の天気予報は、気象庁などの設置した観測点からのデータを元にスーパーコンピュータでシミュレートする数値予報により行われているが、近年ではゲリラ豪雨や竜巻など、観測網では捉えきれない局地的な気象災害が問題となっている。また先日の大雪も、地形や気温のわずかな違いで雨になるか雪になるかが変わるなど、予報の難しさが指摘された。
スポッターは気象に関する一定の知識を備え、異常な雲の発生や豪雨の降り始め時刻などを無償で地方気象台に通報する。当初は警察官や消防士などから募集し、民間にも広げていくことを想定している。
スポッターは米国で導入されている制度。たとえば1日の最高/最低気温や降水量などを観測して国立気象局(NWS)に報告するCooperative Observer Programは1890年に開始し、現在は11,000人以上が参加している。また1971年からは竜巻を観測するSKYWARNも組織され、こちらには290,000人以上が登録している。彼らの多くは警察官、消防士、公共機関の危機管理責任者などだが、運送業者など民間企業、病院、学校、教会など他の人を守る職務のある人々の参加も奨励している。また通信手段に乏しい僻地の情報を得るため、アマチュア無線愛好家も多く参加している。近年では携帯電話やインターネットによる情報収集・報告も行われている。
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