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日記

LPG燃料車がイタリア・ラリー選手権で優勝

タレコミ by IKP
IKP 曰く、

3月16日に最終日を迎えたイタリア・ラリー選手権第1戦、ラリー・イル・チョッコで、LPG(液化石油ガス)を燃料に使用したフォード・フィエスタ R5が優勝した。
ドライバーは2007年にイタリア選手権チャンピオンを獲得したベテラン、ジャンドメニコ・バッソ、2位には昨年のチャンピオン、ウンベルト・スキャンドラ(シュコダ・ファビア S2000)、3位には一昨年までに7度チャンピオンを獲得したパオロ・アンドレウィッチ(プジョー T16)がそれぞれ入った。
欧州では、ガソリン車をLPG車に改造するためのレトロフィットキットの販売が行われていて、バッソのフィエスタに搭載されているLPG燃料供給装置も、こうしたシステムを開発してきたBRCガス・エクイップメント社のシステムが搭載されている。
LPGは計算上、CO2排出量がガソリンよりも12%少なく、ディーゼルよりも6%少ない。
また、LPG車の窒素酸化物の生成量がガソリン車よりも50%少なく、ディーゼル車よりも20倍も少ない。
一方で、これまでのLPG車は、ガソリン車よりも20%近くまでパワーダウンしていると言われてきたが、今回の優勝でLPGもモータースポーツで優勝する力がある事を証明した。
BRCガス・エクイップメントのテクニカルディレクター、ガブリエル・リッツォは、
「市販用LDIシステムをラリー用に改良したもので、ハンデになるのは20kg近い重さの燃料タンクだけではないかと我々は考えていた」
と語った。
ガスを燃料にしたラリーカーは、オーストラリアのマンフレッド・ストールがCNG(天然ガス)車のランサーをオーストラリア選手権で走らせていた。

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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