新国立競技場の基本設計は建築基準法違反違反? 予算不足で壁画の一部保存も断念?
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
5月末、新国立競技場の基本設計案が明らかになったが(東洋経済)、これについて建築基準法違反ではないかとの指摘が出ている。
以前から新国立競技場のデザインについて批判を行っていた森山高至氏によるもので、指摘されている問題は以下の2点。
- 可燃素材であり、かつ耐久性の劣る合成樹脂を使ってドームの屋根を作ろうとしている(そのため、「屋根」とは呼ばず「防音膜」としている)
- 敷地の多くがコンクリートの柱でかさ上げされている「人工地盤」となっているが、それを建築物と見なすと法的に定められている建蔽率を上回る可能性がある
また、現在の国立競技場内にある壁画の保存についても問題が発生している(朝日新聞)。これらの壁画は「当時の最高技術を集めた陶片モザイク壁画」だそうで、歴史的価値も高い。そのため、約5億円をかけて全面保存する方向になっていたとのことだが、国立競技場を管理運営する日本スポーツ振興センターから「予算不足」とされ、一部の壁画しか保存できないという状況になっているという。
新国立競技場の総工費は2013年7月時点の単価ベースの概算で1625億円とされているが、消費税増税の影響や昨今の建築資材および人件費の高騰は反映されておらず、かつ正確な事業費はまだ公表されていない。にも関わらず、壁画は「予算不足」で保存されないという状況はいかがなものだろうか。
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