今組み込みMPUのHackが熱い!!
低消費電力なMPUが話題になっているが、実際探してみれば(即使えるかどうかは別として)腐れx86系以外にも面白い低消費MPUが存在する。ボタン電池で数週間稼動するARM7TDMIのような、ワイヤレス機器やPDAをターゲットとした組み込みMPUは別として、まず開発環境が揃っており(gccくらいは欲しいよね!)、WebServerが稼動できるパワフルで常時稼動でもエコなMPUを紹介したい。
組み込みMPUといえば国産のMPUだが、PS向けMIPSで東芝と受注競争を繰り広げたNECは、組み込みプロセッサの開発環境のオープン化とMPUの高速化を図っている。先ごろ発表されたvR5500は、最大クロック300Mhz動作時で603MIPSの性能を持ちながら、消費電力はわずか最大1.5Wしかない。10段階のパイプライン実行部と0.13mmプロセスで設計されたこのプロセッサは、主にハイエンドSTBやカーナビ、視覚FAなどへの応用を目的としたハイエンド組み込みプロセッサで、開発サポートベンダーとしてM$、京都マイクロコンピューターと並んでRedhatも名を連ねている.
先ごろ、MPUコアのIP化を表明したばかりの日立のSHだが、手っ取り早く開発環境を手に入れたい諸兄には最適な高速MPUであると言えるだろう。何しろ、SHは古くからFSFにコンパイラの開発を依頼する関係であるし、最近ではDream CastへのポーティングがNetBSDによって進められている。また、実機と開発環境を同時に手に入れたい諸兄には、トランジスタ技術2001年6月号にSHプロセッサで動作するgccコンパイラと実装に関する特集記事と、CD-ROMに収録されたgccキット及びLinuxカーネル、特別配布のSH-2学習ボードの購入申込書が手に入る。シリアルケーブルで接続でき、すでに完成されたキット(ハンダ付けが不用!!)が\1kで手に入る。なお、学習ボードの購入申し込みは7月末まで