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Windows

マイクロソフト、Windows 10 Anniversary Update で Bash をサポート

タレコミ by caret
caret 曰く、
マイクロソフトは現地時間3月30日、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコで開催されている開発者向けカンファレンス "Build 2016" での1 日目の基調講演で、カノニカルとの協業のもと、Ubuntu ベースのBash シェルをWindows 10 Anniversary Updateでサポートすると発表した(Building Apps for Windowsの投稿カノニカルのダスティン・カークランド氏の投稿ZDNet Japanマイナビニュース)。
これにより、Windowsにはコマンド プロンプト (DOS)、Windows PowerShellに続く第三のシェル環境がもたらされることになる。

Windows 10 Anniversary Updateは、2016年夏にリリースされる、これまで "Redstone 1 (RS1)" というコード ネームで呼ばれていたWindows 10の次期大型アップデート
これは、2015年11月にリリースされた、Windows 10 November Update (Windows 10 バージョン 1511。Threshold 2 (TH2))よりはるかに大規模なもので、Xbox OneやHoloLensとの統合、Edgeの拡張機能サポート、Windows HelloやCortanaの改良、ペン スタイラスのエクスペリエンスを強化する "Windows Ink" など、まだ一部ではあるがその秘められたヴェールが同社より次々と明らかになってきている。

Bash シェルはWindows Subsystem for Linux (WSL)という現時点ではUbuntu 14.04.4 LTS ベースのサブシステムによりネイティブにサポートされる。これは仮想マシンでも、エミュレーションでもない。シェルはWindows ストアで入手可能になる予定だ。
このLinux サブシステムは、Windows 10 Insider Preview ビルド 14251で既に実装が始まっており、当時はWindows Bridge for Android (Project Astoria)関連のファイルなのではないかとうわさされた(同計画は後に開発中止となった)

このネイティブなBash シェルでは、apt, ssh, rsync, find, grep, awk, sed, sort, xargs, md5sum, gpg, curl, wget, apache, mysql, python, perl, ruby, php, gcc, tar, vim, emacs, diff, patchなどなど、スラド諸氏にはお馴染みのコマンドがすべて利用可能だ。
さらに、Ubuntu の数千ものバイナリ パッケージがそのまま動作する。Ubuntuのユーザ スペースにも、Windows 10のファイル システムにもフル アクセスできる。

Windows 10でBash シェルがサポートされるのではないかというスクープは、基調講演の前日にマイクロソフト ウォッチャーとして知られるメアリー・ジョー・フォリー氏によってもたらされていた。氏の予想がすべて的中したわけではなかったが、Bash シェルが実装されるといううわさは真実であった。

現時点ではWSLは開発版であり、tty, VT-100関連や、byobu, screen, tmuxなどの動作が不完全であり、Bashからメモ帳を起動したり、PowerShellからRubyを実行することは現時点ではできない。
しかし、パフォーマンスは非常に優れており、sysbench ベンチマークでそれを裏付ける結果が出ているとカノニカルのダスティン・カークランド氏は説明している。

これは古くて新しいアイディアであり、その源流はWindows NTでネイティブ UNIX バイナリを動作させる "Microsoft POSIX subsystem" にたどることが出来る。


しかし、個人的にはWindows PowerShellの今後が少し心配だ。Windows Script Host (WSH)のように「過去の技術」とならなければ良いのだが…
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