鳥取県倉吉市、Webコンテンツ「ひなビタ♪」の舞台倉野川市と姉妹都市提携

EchoRelinquish 曰く、

鳥取県倉吉市行政サイト及びコナミデジタルエンタテインメントの公式サイトによると、
倉吉市とコナミが運営するWeb連動型音楽配信コンテンツ「ひなビタ♪」の舞台である倉野川市が4/1より正式に姉妹都市提携を結ぶことが発表された。
行政が架空の都市と姉妹都市提携を結ぶ事例としては、ウルトラマンのM78星雲光の国と福島県須賀川市が2013年に締結した「すかがわ市M78光の町」が記憶に新しいが、
Webコンテンツ上の架空都市との姉妹提携はこれが全国初ではないだろうか。

ここで「ひなビタ♪」のストーリーを簡単に説明すると、
倉野川市にあるひなびた商店街「日向美商店街」に住む女子学生たちがガールズバンド「日向美ビタースイーツ♪」を結成し、音楽の力で町おこしをしていくというもの。
彼女たちが歌う楽曲の(架空の)制作過程をストーリーとしてFacebookを中心に配信し、
制作された楽曲は実際にiTunesやコナミの音楽ゲーム「BEMANI」シリーズで配信されることが魅力の一つ。

倉吉市の石田市長のコメントによると、

『ひなビタ♪』に登場する倉野川市は倉吉市ととても似ています。地域活性の実現に向けた取り組みがストーリーの根幹となっており、 そこで双方の文化及び観光資源を活用した地域創生が出来るのではないかと思い、この度の姉妹都市提携が実現しました。

とのことで、「日向美ビタースイーツ♪」の5人は倉吉市観光大使に、倉野川市観光課の「久領堤纒」が倉吉市観光交流課のタウンマネージャーに就任することとなった。
実際倉吉市にはひなビタ♪のキャラクターが考案した「ちくわパフェ(ちくパ)」が食べられる喫茶店が存在し、
倉吉市の市報でもひなビタ♪やちくパが紹介される(PDF)など、かねてより倉野川市と倉吉市は懇意な間柄だったようである。

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