パスワードを忘れた? アカウント作成
13129485 submission
スター・トレック

スター・トレックのファンムービーをめぐる訴訟が和解に達し、上映時間を30分に短縮することで制作可能に

タレコミ by headless
headless 曰く、
Axanar ProductionsのAlec Peters氏はは20日、スター・トレックのファンムービー「Star Trek: Axanar」をめぐる訴訟が和解に達したことを発表した(Axanar Productionsのブログ記事[1][2])。

Axanar Productionsはクラウドファンディングによるファンムービー制作の可能性を探るため、Kickstarterで10万ドル以上の資金を調達してショートムービー「Prelude to Axanar」を制作。完成度の高さで注目を集めたことから、Axanar Productionsは長編「Star Trek: Axanar」の制作を目指して100万ドル以上を調達し、昨年1月からの撮影開始を計画していた。しかし、スター・トレック作品の著作権を持つCBS StudiosとParamount Picturesが、無許可の派生作品であるとして損害賠償や作品の制作・公開中止などを求めてAxanar ProductionsとPeters氏を訴えていた。

和解により、Axanar Productionsは「Prelude to Axanar」の公開を継続し、「Star Trek: Axanar」の制作を開始できることになる。ただし、制作・公開できるのは15分のエピソード2本のみ。用意していた脚本は100ページにおよび、映画としては100分の長さに相当するため、大幅なカットが必要になるようだ。それでもPeters氏は「Prelude to Axanar」に続き、クリンゴンとの4年戦争を描く2本のエピソードを制作できることを喜んでいる。

15分のエピソード2本というのは、CBSとParamountが策定したスター・トレックのファンムービーガイドラインの要件を満たす長さだ。完成した作品はYouTubeで広告を付けずに公開するという点もガイドラインの要件を満たす。しかし、資金調達額やスタッフ・出演者などの条件はガイドラインから外れることになる。また、「Star Trek: Axanar」というタイトルで公開されるのかどうかは不明だ。Axanar Productionsのブログ記事では「Axanar」とのみ書かれている。

なお、和解の詳細については、出演者やスタッフ、支援者に対し、個別に知らせるとのことだ。
この議論は、 ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

読み込み中...