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交通

車両用信号機が新型LEDライトで小型化へ、今春から全国126万基対象

タレコミ by caret
caret 曰く、
警察庁が2017年度から、全国の車両用信号機を小型化する方針を固めたという(読売新聞)。記事は2月24日付けの読売新聞1面に掲載された。
ライトの直径を現在の30cmから25cmに小型化し、灯器の製造コストを削減する。信号機の大きさが変更されるのは1968年以来、49年ぶり。将来的には全国に設置された約126万基すべてを新型灯器に置き換えるという。

信号機のライトの直径は、道路交通法施行規則によって定められており、20cm~45cmと規定している。1968年に同庁が標準仕様として30cmを採用したことで、都道府県は原則、標準仕様に従って信号機を設置してきた。
同庁は2014年から低コスト化の検討を開始。メーカーに委託し、LEDライトの素子の配置密度を高め、従来の明るさを保ったまま小型化したライトを開発した。
2015年12月から埼玉県さいたま市の公道に試験設置し、調査したところ、ドライバーの大半が「運転に支障がない」と回答したほか、信号無視や急加速、急ブレーキの増加が見られなかったことから、同庁はライトの標準仕様を25cmに変更することを決定した。

新型灯器ではライトを入れる灯箱も1.25mから1.05mに小型化し、ライト部分の製造コストは1基あたり約107,000円から約89,000円へと、約17%削減している。LED化によって、従来の電球型信号機に比べると6分の1程度まで消費電力が削減されるとした。
全国では年間約4万基の信号機が交換または新設されているとのことで、同庁は順次切り替えを進める考えだとしている。
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