宇宙放射線にさらされたマウスの精子、DNA損傷も出産率は変わらず
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
宇宙空間で長期保存した精子は強い宇宙放射線の影響で遺伝子の損傷が起きやすい。実際に国際宇宙ステーション(ISS)で約9カ月間保存したマウスの精子を地上で卵子に授精したところ、精子のDNAは宇宙放射線の影響で損傷したが、出産率は地上のマウスと変わらないことがわかった。宇宙空間でも哺乳類が繁殖できる可能性を示す結果となったという。
精子への宇宙放射線被曝量は計178ミリシーベルトで、地上で同じ期間、保管した精子の約100倍。精子のDNAを分析すると、宇宙放射線の影響でDNAの損傷度が地上保存の精子より高いものが多かった。これらの精子を卵子に授精した結果、計73匹のマウスが誕生。地上のマウスと出産率はほぼ同じだった。
卵子が持つDNAを修復する機能で精子の損傷が修復されたという。山梨大の若山照彦教授は「約1年であれば宇宙放射線の影響はあまりなく、次世代を作ることが可能だとわかったとしている(朝日新聞、毎日新聞、PNAS、Slashdot)。
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