MS、Win10でサードパーティーウイルス対策ソフトを「一時的に無効化」したことを認める
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Kaspersky Labは6月に「Windows 10」によるサードパーティー製アンチウイルスの扱いに関する苦情を欧州委員会(EC)とドイツ連邦カルテル庁に訴えていた。
。これに対してMicrosoftが見解を出した。苦情の1つは、Windows 10がユーザーの同意なしにKasperskyのアンチウイルスソフトをアンインストールして標準搭載の「Windows Defender」を有効化しているというもの。
Microsoft側は「Windows 10 Creators Update」が一時的とはいえ、実際にサードパーティーのアンチウイルス製品を無効化していたことを認めたうえで、「われわれはアンチウイルスパートナーと協力して、このプロセスを行い、彼らのソフトウェアのどのバージョンが互換性を備えるのか、そして、アップデート後にユーザーをどこに誘導するのかを指定していた」と主張している。
しかし、Kaspersky側は過去のWindowsのバージョンと比べると、アンチウイルスベンダーが自社製品に互換性を持たせるための時間がほとんどないと不満を述べているという(BBC、The new Microsoft Malware Protection Center blog、ZDNet、Slashdot)。
MS、Win10でサードパーティーウイルス対策ソフトを「一時的に無効化」したことを認める More ログイン