DNSSECにおけるルートゾーンKSKの更新処理、延期に

hylom 曰く、

以前、DNSSECの公開鍵更新でトラブルが発生する可能性、事前の検証を推奨 という話題があった。9月19日のDNSSECで使用されるゾーン署名鍵の更新でトラブルが発生する可能性があるというものだったが、これとあわせて注意喚起が行われていた10月11日の鍵更新については延期されることが発表された（INTERNET Watch）。

10月11日より、新たな鍵署名鍵（KSK）による署名が開始される予定だったのだが、最近の調査でキャッシュDNSサーバーの相当数がこれに対応できていないことが分かったためだという。少なくとも年内は新KSKによる署名は開始されず、新たな日程は2018年第１四半期を目処に調整中とのこと。