米議会、最大144年まで古い録音の著作権保護期間を延長する法案を議論中
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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アメリカの連邦議会で、古い録音の著作権保護期間を延長する新法案「CLASSICS Act」が検討されているという。仮にこの法案が承認された場合、1923年から1972年の録音は2067年まで保護期間が延長されるそうだ。
音楽ストリーミングサービスが勢いを増す一方で、アメリカの各著作権管理団体は楽曲のストリーミング配信に対応できていない。そこで、音楽のデジタルストリーミングが主流となった現代に対応するための法律「Music Modernization Act(MMA:音楽近代化法)」が考えられた。具体的には「ネット上の楽曲利用に対して使用料を徴収し、権利者へ分配する第三者的な組織を創設する」というものだそうだ。
ただし、MMAは1972年2月15日より前に録音された音源には適用されないので、MMAと組み合わせられるCLASSICS Actは、1923年から1972年2月15日の音源については2067年まで著作権保護期間を延長し、連邦著作権法を適用できる状態にするという。しかし、1972年以前に発表された楽曲には、もはや権利者が誰かも分からないものも多く、それを調べてライセンス料について合意を得るのはかなり難しい。
また、ライセンスはPandoraやSpotifyなどの大企業の資本がなければ取得できないため、ストリーミング配信で1972年以前の録音を聞こうとした場合、必然的にPandoraやSpotifyと契約しなければならず、この法案は特定の企業に競争力を与えてしまうことになりかねないとして反対意見を表明する団体も出ているという。
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