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MacOSX

Apple、絵文字の使用や暗号通貨採掘の規定などを明記したApp Store審査ガイドライン改定

タレコミ by headless
headless 曰く、
Appleは4日、App Store審査ガイドラインを改定した。日本語版にはまだ反映していないが、改定版ではプライバシー関連の項目が大幅に加筆されており、アプリ内での絵文字使用アプリのトライアル版提供、リモートアプリのミラーリング表示など、最近話題になった問題について明記されている(英語版ガイドラインMac Rumorsの記事[1][2]The Vergeの記事)。

プライバシーについては、ユーザーから収集したデータの不正使用を避けるための適切なセキュリティ基準を設けるよう求める項目(1.6)や、録音・録画・アクティビティ記録などを行う場合はユーザーの明確な合意を必要とし、記録中であることが見てわかるようにすることを求める項目(2.5.14)が新設された。また、データの収集及び保存(5.1.1)やデータの使用と共有(5.1.2)にも多くの制限が追加され、EUの一般データ保護規則(GDPR)に関する記述も追加されている。

アプリやメタデータでの絵文字使用については、Unicodeで指定することが求められ、他のプラットフォームでAppleの絵文字を使用することや、アプリのバイナリーへの埋め込みはすべきでないとする項目(4.5.6)が新設された。アプリのトライアル版は、3.1.1(App内課金)で定期購読タイプ以外のアプリ、3.1.2(定期購読)で定期購読タイプのアプリについてそれぞれ提供可能との記述が追加されている。

リモートアプリのミラーリング表示については、Valveの「Steam Link」アプリがリジェクトされたことで話題になっていた。もともとホストの画面全体をミラーリング表示する一般的なリモートデスクトップアプリについては問題視されていなかったが、改定版に新設された項目4.2.7ではホスト上で実行される特定のアプリの画面のみをミラーリング表示するアプリについて、条件を定めて公開可能とした。

2.4.2(電力の効率的な使用)には、アプリ内広告を含め、アプリ自体の機能と無関係なバックグラウンドプロセスを実行すべきではないとの記述が追加され、暗号通貨の採掘が例に挙げられている。なお、3月にはMac App Storeで公開されていた「Calendar 2」が暗号通貨採掘と引き換えにプレミアム機能を提供して話題となったが、3.2.2(ix)ではアプリ本体や追加機能の使用にアプリの評価やレビュー、他のアプリのダウンロードなどユーザーに何らかのアクションを強制することが明確に禁じられた。暗号化通貨自体を扱うアプリに関する3.1.5(b)も大幅に加筆されている。

また、アプリに新機能を追加した場合や大幅な機能変更を行った場合は「What's New」として特記することを必須とする項目(2.3.12)が新設されている。VPNアプリ(5.4)については、組織として登録した開発者のみが公開可能との記述が追加された。このほか、開発者の行動規範を定める5.5が新設されており、「iTunes Connect」が「App Store Connect」へブランド変更されたことに伴う記述変更や、「Siri Shortcuts」の発表に伴う2.5.11(SiriKit)の記述変更も行われている。
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