米空港パブリックWi-Fi危険度ランキング、1位はサンディエゴ
タレコミ by headless
headless 曰く、
クラウドセキュリティサービスを提供するCoronetの調査によると、米国の空港でパブリックWi-Fiの危険度が最も高いのはサンディエゴ国際空港だったそうだ(プレスリリース、 HackReadの記事、 リポート: PDF)。
調査では最も旅客数の多い45空港を利用した個人ユーザーおよび企業ユーザー25万人以上から5か月にわたってデータを収集・分析。危険度は空港を利用するユーザーのデバイスにおける脆弱性と、偽ホットスポットなどに接続する危険性について各5点満点、計10点満点(高い方が危険)で評価している。
Wi-Fiの利用が危険な空港トップ10とスコアは以下の通り。いずれもデバイスに適切な保護を行っていなければWi-Fiの利用を避けるべき、危険度スコア5.9以上となっている。
- サンディエゴ国際空港(SAN): スコア 10
- サンタアナ・ジョンウェイン空港(SNA): スコア 8.7
- ヒューストン・ホビー空港(HOU): スコア 7.5
- フォートマイヤーズ・サウスウェストフロリダ国際空港(RSW): スコア 7.1
- ニューアーク・リバティー国際空港(EWR): スコア 7.1
- ダラス・ラブフィールド空港(DAL): スコア 6.8
- フェニックス・スカイハーバー国際空港(PHX): スコア 6.5
- シャーロット・ダグラス国際空港(CLT): スコア 6.4
- デトロイト・メトロ空港(DTW): スコア 6.4
- ボストン・ローガン国際空港(BOS): スコア 6.4
5位のリバティー国際空港では中リスクのネットワークに接続する可能性が1%、高リスクのネットワークに接続する可能性が0.6%なのに対し、一位のサンディエゴ国際空港ではそれぞれ30%、11%に跳ね上がる。サンディエゴは危険度スコア満点であり、正規のWi-Fiアクセスポイントと同名の偽(Evil Twin)アクセスポイント「#SANfreewifi」がARPポイズニング攻撃を実行しているとのこと。
一方、危険度の低い空港トップ10は以下の通り。いずれも危険度スコア5.4未満であり、注意すべき点は既知のネットワークに接続する程度となっている。
- シカゴ・ミッドウェイ国際空港(MDW): スコア 4.5
- ローリーダーラム国際空港(RDU): スコア 4.9
- ナッシュビル国際空港(BNA): スコア 5.1
- ワシントン・ダレス国際空港(IAD): スコア 5.1
- サンアントニオ国際空港(SAT): スコア 5.2
- ニューオリンズ・ルイアームストロング国際空港(MSY): スコア 5.2
- カンザスシティ国際空港(MCI): スコア 5.2
- セントルイス・ランバート国際空港(STL): スコア 5.3
- マイアミ国際空港(MIA): スコア 5.3
- タンパ国際空港(TPA): スコア 5.3
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