パスワードを忘れた? アカウント作成
13669703 submission

受験科目という硝子の天井

タレコミ by pongchang
pongchang 曰く、
医学部で男女別けて下駄を履かせる話。
下劣な男子を採らざるを得ない私学の悲哀を感じる。
何が?
構造的に女子高では選択できる科目が「建学の精神」によってか偏ることがある。
統計などは選択しにくい、教員採用の課題がある場合がある。
そこを突いて、二次試験の数学の範囲を拡げて高校三年になってから思いついたように医学部を受験するような女子を排除するような科目構成にしてあった国公立の医学部は多かった。
極論を言うと、6年一貫の男子校は地学を含めた理科四科目が履修していることがあり得るので、理科を4科目、数学をIIとIIIと指定しておくと、高校の履修を諦め予備校に入り浸りしないと女子高出身者は豪い不利という、「ガラスの天井」入試を合目的的に設定することが可能になる。
が!?、私学の跡取り息子優遇が前提だと、そもそも数学も理科も苦手だが、人あしらいは良く患者の接遇に長じたような、「女子力の強い跡取り息子」にとっては「男子脳」が不適合なので、「受からない」「留年する」「国試浪人」という三重苦になる。
男女の壁をつくるのは初等教育からなので、この天井も有効性が薄くなっている。
医学教育には統計がより必要なので、2022年度から施行される新指導要領の案で統計学が数学B(高校2年、理文共通)において事実上必修化され、その割を食ってベクトルが数学C(高校3年、理系のみ)にはね飛ばされるという話は、女医にとっては受験の性差に基づく「不作為の天井」がより女子側に有利に働くことになろう。
心電図とか脳波とか放射線科(治療:照射)にはベクトルと物理が大切なのだけど、生物化学英語だけで受験できるようになると、本当に男女差が崩れるのみならず、医学を構成する相当の分野が空洞化する。

情報元へのリンク
この議論は、 ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

読み込み中...