タブーを犯しても無視される
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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『週刊新潮』3月8日号の「『昭和天皇』のピンク映画」という見出しが新聞広告で大きく黒塗りされた騒動については、この3月に報告した。
皇室タブーがまだ残っていることを示した事例だったが、実はこの『週刊新潮』の記事がその後、大きな波紋を広げていた。同誌記事をきっかけに、映画会社や劇場、さらには映倫にまで右翼団体が何カ月にもわたって街宣をかけていたのだ。それを受けて映画会社は、問題となった映画の監督らを追放、過去の作品まで封印する事態になっていた。
皇室タブーをめぐる事件については『創』はこれまで一貫して誌面で取り上げてきた。今回の事件も、そうした流れの中で検証してみる必要があると思う。気になるのは、監督が身の危険を感じるような状況に追い込まれ、映倫にまで街宣というこの事件が、ほとんど報道もされず、業界で話題にもなっていないという現実だ。かつて皇室報道や差別表現に対して激しい抗議が行われた時代は、表現する側にももう少し緊張感や自覚があったし、事件が起きた時にはもう少し業界で議論もなされたものだ。昨今はそういう問題についての議論さえほとんどなされない。言論や表現をめぐる問題に対して無頓着、無関心というこの風潮もどうしたものかという気がするのだ。
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