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マイクロソフトは「Windows 10」のアップデート戦略を見直すべきか?

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
「サービスとしてのWindows」(WaaS)というコンセプトは、現在のところ軌道に乗っているとは言い難い。「Windows 10」の機能アップデートを年に2回のペースでリリースするというMicrosoftの計画は2015年から実施されているが、多くの顧客から高い評価が得られているわけではない。また、「Windows 10 October 2018 Update」(バージョン1809)でのつまずきは、同社がWindows 10のアップデート戦略をうまく統制できていないという印象を裏付けるものともなっている。
この段階で信頼性に注力していくには、「Windows 10 19H1」、すなわち2019年9月の次期リリースを信頼性向上のためのものだと宣言する必要がある。「Creators Update」や「Anniversary Update」のようなものであってはならない。新鮮さには欠けるが、極めて有用な信頼性の強化に向けたアップデートにするのだ。これが功を奏するのであれば、Windows 10のサービス戦略に2年に1度、あるいは年に1度の定期的な信頼性強化アップデートが加えられるようになるかもしれない(「Windows 7」の時代にあった「メジャー/マイナー」というWindowsリリースを思い出してほしい。今はそれを復活させる時期なのかもしれない)。

 2018年に同社はWindowsのエンジニアリング担当部署を、エグゼクティブバイスプレジデントJason Zander氏の指揮する「Microsoft Azure」のエンジニアリング部門に移行した。一方、Windows関連の残りの部署は、エグゼクティブバイスプレジデントであるRajesh Jha氏の下、「エクスペリエンス」により注力するようになっている。つまり現時点で、信頼性と基本を重視しているであろう2人の新しい保安官がWindowsという町の動向に目を光らせていることになる。優先順位を見直す最適な時期に来ていると言えるだろう。

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