中国シャオミ、3年越しで出荷台数「1億台」の公約を実現

あるAnonymous Coward 曰く、

中国の携帯電話大手「Xiaomi（シャオミ）」は10月25日、2018年のスマートフォン販売台数が10月で1億台に達する見込みであると発表した。予定よりも2カ月前倒しで実現したという。これは同社の最高経営責任者（CEO）であるレイ・ジュン氏がSNS上で発表したもの。同社は2015年にスマートフォン販売台数「1億台」という目標を大々的に掲げた。しかし、今年までは目標は達成できず、むしろ2015年にはライバルであるHuaweiにシェアを追い抜かれる自体になっていた。

その後は中国市場ではなくインドに活路を見出し、インド市場でSamsungを抑えるシェアを獲得。海外市場での好調ぶりを追い風になって目標台数を実現したようだ。なお、米ZDNetによると、シャオミは今年の6月に香港株式市場で17億香港ドル（47億2000万ドル）で株式公開を行っている。しかし、米中貿易摩擦の影響を受けて、同社の株価は現在、約30％ほど下落している。今回の発表は投資家対策もあったものと思われるとしている（iPhone Mania、ZDNet、Slashdot）。