パスワードを忘れた? アカウント作成
13779815 submission

アマゾン、ARMベースの独自サーバープロセッサーを開発。インテルに打撃も

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Amazon Web Services(AWS)は2018年11月27日、1年に一度開催される「AWS re:Invent 2018」の場で、Armベースのプロセッサ「AWS Graviton Processor」を自社開発したことを明らかにした。Graviton Processorは、CPUコアについてはArmを採用。これに、AWS(正確にはAmazon)が2015年に買収したAnnapurna LabsのASICを組み合わせ、パッケージ化しているという。Graviton搭載サーバーは「Amazon EC2」の「A1」インスタンスとしてすでにサービス提供を開始している。

AWSはGravitonの詳細な仕様を公開していないが、EC2のA1インスタンスが提供する仮想CPUの数が最大16個(a1.4xlarge)であることから、Gravitonのコア数もそれに準ずるものであると考えられる。AWSはA1インスタンスが、マイクロサービスなどスケールアウト型のワークロードに向いていると説明している。これまで多くのクラウド業者はIntel製のXeonシリーズを使用することが多かった。

ェルズ・ファーゴのアナリスト、アーロン・レーカーズ氏は27日のリポートで、新サービスはIntel製CPUを使うよりも最大45%割安になると試算した上で、「これにより、AWSのクラウドにおけるインテルの地位は競争面からさらに疑問視されるだろう」と指摘している(AWSリリースITmedia日経新聞BloombergGeekWireSlashdot)。
この議論は、 ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

※ただしPHPを除く -- あるAdmin

読み込み中...