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Google

Web版Google翻訳、一部の言語で性別を指定した翻訳結果が選択可能に

タレコミ by headless
headless 曰く、
Googleは6日、Web版Google翻訳の一部の言語で性別によって異なる翻訳結果を選択できるようになったことを発表した(The Keywordの記事The Vergeの記事VentureBeatの記事Neowinの記事)。

単語自体の意味は同じでも、言語によっては男性・女性を区別せず表記するものもあれば、異なる表記になるものもある。そのため、言語の組み合わせによっては、翻訳元で男女が指定されていなくても、翻訳結果では男女の指定が必要になる。

これまでは1回のクエリに対する翻訳結果は1種類のみだったため、いずれかの性別を指定した翻訳結果が返されていた。しかし、学習に使用する翻訳データは単語ごとに男女の偏りがあるため、「strong」「doctor」が男性として訳され、「nurse」「beautiful」は女性として訳される傾向があったという。

今回の変更により、翻訳結果が性別によって異なる場合、女性版と男性版の翻訳結果が提示され、ユーザーが選択できるようになった。例では英語の「surgeon」をフランス語イタリア語ポルトガル語スペイン語に翻訳すると男性形と女性形の2種類が提示されることや、トルコ語の「o bir doktor」を英語に翻訳すると「she is a doctor」「he is a doctor」の2文が提示されることを挙げている。

ただし、トルコ語→英語では文単位の入力で男女2種類の翻訳結果が提示されるが、英語→フランス語などでは単語1つのみ入力した場合のみに限られるようだ。また、現在のところ日本語には未対応で、「o bir doktor」は「彼女は医者です」と訳され、「O bir doktor」では「彼は医者だ」と訳された。

Googleでは今後、対応言語の拡大やアプリ版での提供開始などを計画しているという。
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