科学技術振興機構の電子ジャーナルプラットフォーム「J-STAGE」では未だにFirefoxが非推奨

hylom 曰く、

科学技術振興機構 (JST) による電子ジャーナルプラットフォーム「J-STAGE」が12月12日、「セキュリティ強化のため12月12日より、firefoxや古いバージョンのブラウザでの利用が出来ない場合があります。恐れ入りますが、推奨環境であるChrome 、Safari 、Internet Explorer11以上のブラウザにてご利用ください」との告知を行った。実際、12月12日には一時的にFirefoxではサイトが利用できない状況になっていたようだ（noteへの投稿）。

具体的な理由については明らかにされていないが、12日にアクセスができなくなったのはTLS 1.0/1.1を無効にした際に、使用する暗号スイートを適切に設定していなかったのが問題ではないかとも見られている。現在では問題は修正されており、いまのところFirefoxでも閲覧が可能なようだ。

ちなみに、JSTAGEの「動作確認済みブラウザ」ページでは、Windows 7のInternet Explorer 11とChrome 45.0、Mac OS XのSafari 10と、かなり古いバージョンのWebブラウザが「推奨」とされており、Firefoxについては非推奨のようだ。