Apple、テキサス新キャンパス設立で10億ドル投資し大規模な雇用を促す

あるAnonymous Coward 曰く、

Appleは13日、米テキサス州オースティンに10億ドル（約1100億円）を投じて新たなキャンパスを設立することを決定した。この計画は1月に予告されていたもので、トランプ政権が海外資金の本国還流を促す「レパトリ減税」を実施したのに対応するかたちで、米国内での投資を打ち出したもの。今後5年間で30億ドル（約3兆3000億円）を米国内で投資し、新キャンパスを建設して2万人の雇用を創出するとしていた。

また、国外滞留資金を米国に戻すのに伴い、税金が380億ドル（約4兆2000億円）に、5年間で米国経済への寄与は3500億ドル（約39兆円）になると試算していた。新キャンパスは、既存の施設から約1.6キロ以内の距離にあり、敷地面積は約0.54平方キロほど。当初は5,000人を、将来的には15,000人を雇用する模様。すでにAppleはオースティンで6,200人を雇用しており、新キャンパスが稼動すれば従業員数は本社のあるカリフォルニア州クパチーノに次ぐ多さとなると見られている（CNETJapan、iPhone Mania、CNET、日経新聞、Slashdot）。