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AMD

米連邦地裁、AMDプロセッサーのコア数表記をめぐる訴訟をクラスアクション訴訟に認定

タレコミ by headless
headless 曰く、
米カリフォルニア北部地区連邦地裁は17日、AMDプロセッサーのコア数表記をめぐって提起されていたクラスアクション訴訟について、原告側が求めていたクラスの定義を認定した(The Registerの記事裁判所文書: PDF)。

この訴訟はBulldozerモジュールを使用するAMDのFXシリーズ8コアプロセッサーに関するものだ。AMDはFXシリーズの8コアプロセッサーを「業界初のネイティブ8コアデスクトッププロセッサー」「Bulldozerアーキテクチャーによる比類なきマルチタスキングと純粋なコアのパフォーマンス」などと宣伝していたという。

しかし、Bulldozerモジュールは2つのコアが1組になっており、L2キャッシュやFPUを共有していることから、原告は完全な8コアとして動作せず、実質4コアだと主張。このような宣伝はカリフォルニア州法に違反するとして、損害賠償などを求めて2015年にAMDを訴えていた

AMD側は原告の請求内容がクラス要件の一部を満たさないと主張していたが、連邦地裁のHaywood Gilliam Jr.判事はクラスの要件をすべて満たすと認定した。今回の訴訟でクラスメンバーとなるのは、AMDのWebサイトを閲覧した後でFX-8120/FX-8150/FX-8320/FX-8350/FX-8370/FX-9370/FX-9590を購入したすべての個人のうち、購入当時カリフォルニア州に在住していた人となる。
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